TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.10

━
■エンジニアがつまづく特許用語「新規性と進歩性」
★新着情報　http://www.techno-producer.com/news/news.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●本日の一言「サイエンスは謎解き、エンジニアリングは織物」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　本メールマガジンは、特許にまつわるちょっとした情報や、
調査のコツ等をご提供するものです。



★「技術者の特許アレルギーを治したい！」
　「きちんとした発明提案書を書かせるには？」
・・・答えは「知財教育無料相談会」で！

詳細は、下記ご覧ください。
http://www.techno-producer.com/docs/kyoikusodan0810.pdf

1月は、15日・27日（東京）、9日・29日（大阪）の開催となります。
～知的財産に明るいビジネスエンジニアの育成を。



★「特許情報の活用法」
　「ボタン一つで研究開発動向が明らかに！」
・・・百聞は一見にしかず。「CSVAID無料体験会」をご活用ください！

次回は1月15日。

詳細は下記ご参照ください。
http://www.techno-producer.com/docs/csvaidtaiken0810.pdf



■エンジニアがつまづく特許用語「新規性と進歩性」
　先日、弊社弁理士が講師を務めさせていただいた「先行技術調査」
セミナーへ同行し、改めて感じたことがあります。

　それは、事業や技術の根本となる発明を生み出すエンジニアの方々に、
「新規性」「進歩性」という特許に関する基礎的な概念について理解して
いただくのが、意外と難しいということです。

　専門家の方々からは、以下のような説明がありますが。。。
・新規性　http://www.furutani.co.jp/cgi-bin/term.cgi?title=%90V%8BK%90%AB
・進歩性　http://www.furutani.co.jp/cgi-bin/term.cgi

　私自身も、エンジニアとして特許を出していたときも、さほどそれらを
意識せず、「そういうのを判断するのは弁理士さんの仕事だから」と
考えていたことからしますと、無理もない感じもいたしました。

　しかしながら、アイデアが「特許」として認められるには、この
二つの概念は避けて通れませんので、少し頭の体操をしてみましょう。

今回は「新規性」です。

セミナーでいつも用いる例題です。

【問題】「以下の3つは、それぞれ新規性はあるでしょうか？」
　前提：「青い」「丸い」「お皿」のみが公知であるとします。
１）「青い」「丸い」「皿」「取手つき」
２）「赤い」「丸い」「皿」
３）「青い」「丸い」「食器」

エンジニアの方、理由も含め、考えてみてください。

知財担当の方は、身近なエンジニアの方に質問してみてください。



┃▼周りの方に、ご紹介ください。コピー、転送大歓迎。
┃▼メールアドレス変更、配信停止は、[e-mail]まで。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.9

━
■新任技術者向け参考書のご紹介
★新着情報　http://www.techno-producer.com/news/news.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●本日の一言「当たり前のことを、当たり前にやる」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　本メールマガジンは、特許にまつわるちょっとした情報や、
調査のコツ等をご提供するものです。



★「技術者に特許のことを教えても、なかなか身につかない？」
　「もっと発明をさせたい、特許を出させたい」
・・・答えは「知財教育無料相談会」で！

詳細は、下記ご覧ください。
http://www.techno-producer.com/docs/kyoikusodan0810.pdf

12月は、9日（東京）、18日（東京・大阪）の開催となります。
～来年度の知財教育カリキュラムのご相談、承ります。



★「特許マーケティングって何？」
　「特許から競合の情報を簡単に取り出したい」
・・・百聞は一見にしかず。「CSVAID無料体験会」をご活用ください！

次回は12月16日。「楽しかった」と評判です、皆様もぜひご体験を。

詳細は下記ご参照ください。
http://www.techno-producer.com/docs/csvaidtaiken0810.pdf



■新任技術者向け参考書のご紹介

「特許の実践読本―実際に特許を活用したい人のために 」
櫻井 彰人 (著)　 行路社　


　弊社では、日頃から様々な特許関連書籍を購入し、
「技術者にとってわかりやすい教え方とは？」
「技術者に必要な知識を効率よく身につけていただくには？」
ということを常に研究しております。

初学者の一冊目としてお勧めなのは、
・入りやすく＝「ネタ」がよい
・実務に即した内容で＝ケーススタディー、物語形式
・長く使える＝必要な知識をわかりやすく解説
書籍です。

これまでは、専門家の視点からの書籍が多く、技術者の視点に
立った本はあまり見当たりませんでしたが、最近ちらほらと、
技術者にとって役に立ちそうな本も出てきました。

例えば最近見つけた本で、上記の項目をかなり満足するものが
上記です。
知財教育でお困りの教育ご担当者の方、特許に関する知識が
なかなか身につかない技術者の方、一度手に取ってみてください。

LED照明を用いた検査装置の発明物語にのせて、一通りの実務を
「体験」することができ、またその際に必要な専門知識も
巻末にわかりやすく解説されています。初学者は物語で楽しく学習、
実務経験者の方は、物語を読みながら法律的知識も整理できる、
なかなかすぐれものです。




┃▼周りの方に、ご紹介ください。コピー、転送大歓迎。
┃▼メールアドレス変更、配信停止は、[e-mail]まで。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━