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TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.20

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財
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■■    TechnoProducer ビジネスに「効く」知財

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■間違いだらけの知財教育~「発明」の科学(続編)
★新着情報 http://www.techno-producer.com/news/news.html
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●本日の一言 「その議論の前提はなにか?」
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本メールマガジンは、皆様にちょっとしたお役立ち情報を届けます。


・自分の(自社の)技術シーズの応用用途を探したい研究者
・現状の技術課題を、まったく新しい視点でブレークスルーしたい
エンジニア
・新規顧客開拓に悩む、材料/製造装置の営業、マーケティング担当者
・エンジニア教育/知財教育担当者

の皆様、ご感想やご質問、御要望をぜひお寄せください。



★関連セミナーのご案内
日本油化学会主催で、以下のような興味深いセミナーが開催されます。

「なぜ、技術シーズは事業になりにくいのか?」
  ~成功する産学連携~(第1回油化学セミナー)

産業はどのような仕組みでつくられているのか? 技術シーズをいかに
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6月5日(金)東京での開催です。

詳細はこちら→http://wwwsoc.nii.ac.jp/jocs/0906yukagaku.pdf



★「共同研究でモメないためには?」
「エンジニアに本当に必要な知財教育は?」
・・・答えは「知財教育無料相談会」で!

詳細は、下記ご覧ください。
http://www.techno-producer.com/docs/kyoikusodan0810.pdf

5月14日(東京)、5月8日(大阪)の開催となります。

~知的財産に明るいビジネスエンジニアの育成を。



■間違いだらけの知財教育~「発明」の科学

前回の続きです。
(前回のメールマガジンご要望の方は、本メールにその旨ご返信ください)


世の中のいわゆる「発明」の大半が、既存のアイデア・技術の「新結合」
であることは、消しゴムつき鉛筆の例を引くまでもありません。

ここで「新結合」とは、特許用語で言うところの「当業者が想達しえない」
アイデアの「結合」ということ。
簡単に言うと、「ちょっと普通は結び付けようと思わない」アイデア同志を
結びつけると課題が解決しちゃった、ということです。


実はこの「当業者が想達しえない」というのが味噌なのです。
つまり、我々もただ「ウーン」とうなっただけではいずれにせよ思いつかない
ようなアイデア。

そこには、「当業者」の範囲を超えた知識を強制的に持ってきて、ある種
無理やり結びつけることが必要です。

そしておそらく、それを最も安価に効率よく実現できるのは、実は
「既存の特許情報」の活用ではないかと思います。

なぜなら、「特許」データベースは「最もよく整理された技術知識データ
ベース」なのですから。

技術分類もしっかりしていますから、「異分野」の知識も選択的に探索
することができますよね。



詳細はスクールで。

「ビジネスエンジニアの知財スクール」はこちら↓
http://www.techno-producer.com/docs/bizengineer_school_0903.pdf



┃▼周りの方に、ご紹介ください。コピー、転送大歓迎。
┃▼メールアドレス変更、配信停止は、mail@techno-producer.comまで。
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TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.19

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財
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■■    TechnoProducer ビジネスに「効く」知財

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■間違いだらけの知財教育~「発明」の科学
★新着情報 http://www.techno-producer.com/news/news.html
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●本日の一言 「静かなる持続と見切り」
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・自分の(自社の)技術シーズの応用用途を探したい研究者
・現状の技術課題を、まったく新しい視点でブレークスルーしたい
エンジニア
・新規顧客開拓に悩む、材料/製造装置の営業、マーケティング担当者
・エンジニア教育/知財教育担当者

の皆様、ご感想やご質問、御要望をぜひお寄せください。



★「新入社員向け知財教育カリキュラムはどうすればいい?」
「共同研究でモメないためには?」
・・・答えは「知財教育無料相談会」で!

詳細は、下記ご覧ください。
http://www.techno-producer.com/docs/kyoikusodan0810.pdf

4月21日(東京)、5月8日(大阪)の開催となります。

~知的財産に明るいビジネスエンジニアの育成を。



★「いい技術があるが応用用途が見つからない」
「サンプルを出す前に、相手の研究内容を調べておきたい」
・・・マクロ分析で一発探索。詳細は「CSVAID無料体験会」で。

4月22日(東京)、24日(大阪)の開催となります。

詳細は下記ご参照ください。
http://www.techno-producer.com/docs/csvaidtaiken0904.pdf




■間違いだらけの知財教育~「発明」の科学:前編

皆さん「発明」というと、白い紙を前にしてうんうん唸って、やっと一つの
アイデアを生み出す、そういうような絵柄を思い浮かべられるかもしれません。
ちょっと手ごわいな、とお考えでしょう。

しかし、実際のところ「発明」というのは実はものすごく簡単な作業です。

慣れれば、次から次へと「強制的」に生み出すことができるのです。
もっとも、たくさん出すと次の日に熱ぐらいは出るかもしれませんが、、、
いわゆる「知恵熱」ですね。

どうやるのか、と言われると

「すでに出ている特許がすばらしいヒントになる」

ただそれだけです。

もちろん、一つ二つ読んだぐらいでは大して参考にならないの
ですが、大量のデータに目を通せば、ポイントが見えてきます。
最近は、よいソフトがあるので数百件数千件の特許の内容も、
中身を読まずして、瞬時に把握できます。


私は常々、知財教育の柱は、この「発明」に関するあれこれでは
ないかと考えています。

理由はごく単純で、「権利」だ「保護」だといっても、それに
「値」するアイデアでなければ意味がないし、さらに言うと、
そのアイデアは「実際に事業に供されてお金を生む」もので
なければならないのです。

また、「ひらめき」だ「独創性」だと言ってみたところで、
単に独創的であればよい、ということではなく、
「事業推進に必要なアイデア」でなければなりません。


具体的にどうやるのかというと・・・(次号へ続く)



「ビジネスエンジニアの知財スクール」はこちら↓
http://www.techno-producer.com/docs/bizengineer_school_0903.pdf



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TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.18

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財
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■特許情報分析とシナリオプランニング
★新着情報 http://www.techno-producer.com/news/news.html
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●本日の一言 
「はい、やってみます」と「はい、私がやります」
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★コラム掲載開始!
第1回<[間違いだらけの知財教育(前編)]>
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php

メールマガジンの内容がコラムになりました。




■特許情報分析とシナリオプランニング
今回は「間違いだらけの知財教育」はお休みです。

先日、ある大学の先生と特許情報分析について議論する機会に
恵まれました。

こちらから、「特許情報分析を用いた技術マーケティング」の
紹介をしたところ、先生は一言。

「それって、シナリオプランニングですよね」


先生曰く、「データから、パターンや傾向を引出し、意味を読み
取り、未来予想をする」作業であり、たまたま特許情報を用いたの
ですねとのこと。

なるほど、そういうのをシナリオプランニングというのですねという
ところから話は発展し、

「シナリオプランニングに必要な能力はなにか」

という話になりました。先生からはこれまた一言で「国語力です」と
返ってきましたが、それでは「国語力」とはなにか?


またまた先生曰く、

1)ある事実の群(データ、情報)から、共通性やパターンを見出し
抽象化、上位概念化する能力。「ひとことで言うと・・・」という
表現に代表される、ひとくくりにする能力、まとめの能力。

2)ある概念に基づいて、いくつかの具体的事実を集め、それらを
結びつけて一つのストーリーを作る能力。

とのことでした。読み取りと作文の能力、ということでしょうか。
それらに、マクロ的視点というか、ある種の割り切り、みたいなものが
加味されたものが、先生の言う「国語力」かなと感じました。


それを聞いてふと思ったのが、

「これって発明を発掘し、特許にする過程そのものでは?」

ということです。

上位概念化し、再度具体的な事物に落としていく。。。
まさに発明発掘そのものではありませんか!

つまり、

「特許情報分析力=シナリオプランニング力=発明力・特許力」

ということになります。


最近では、大学でもこういう能力を育成するプログラムがあるようです。
ふと見ると、確かに知的財産に関する科目もありますね。
http://tmi.t.u-tokyo.ac.jp/curriculum/curriculum.htm




ビジネスにおける情報分析力、シナリオプランニング力、発明力をUPさせる!
http://www.techno-producer.com/docs/bizengineer_school_0903.pdf



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