TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.24
TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.24
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■■ TechnoProducer ビジネスに「効く」知財
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■間違いだらけの知財教育~「アイデアと特許の間に」
★新着情報 http://www.techno-producer.com/news/news.html
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●本日の一言
「知識を求めるのは、単に知識のために求めるのではなく、まして
名誉のためではなくて、人類に対してより良き務めをなすことが
できるものとして、自らに備えんがため、これをなすような者で
なければならない」C.J.Lベーツ
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本メールマガジンは、エンジニアの方々、知財担当者、教育担当者の
方々にちょっとしたお役立ち情報を届けます。
★不況時には出願が増える~不況時こそ競争力の強化と人材育成を
「知財教育無料相談会」はこちら↓
http://www.techno-producer.com/docs/kyoikusodan0810.pdf
★テーマ探索、開発のヒントを探している方へ~新しい研究企画ツールCSVAID
「CSVAID無料体験会」はこちら↓
http://www.techno-producer.com/docs/csvaidtaiken0904.pdf
■アイデアと特許の間に~アイデアの膨らませ方(前編)
以前このメルマガで取り上げたように、既存の特許をたたき台にすれば
新しいアイデア=「発明」は面白いぐらいどんどん出てきます。
しかし、それらの「発明」を特許として出願するためには、さらに
いくつかの作業が必要となってきます。今回は、「発明」と「特許」の
間にある溝を埋める作業を取り上げてみましょう。
まず出てきたアイデア(以下「発明」)について、「何が本質なのか」を
抽出する作業が必要になります。何がなぜ新しいのか・素晴らしいのか、
という風に考えてもいいかもしれません。
以下のような手順に従って、考えていくことで発明の本質を特定することが
できます。
①発明の「効果」を言葉で表現する
②その技術効果がどのようにして実現されるのかを、「作用や動き」として
記述する
③その作用や動きを構成する要素(部品・モジュールや特性)をリストアップ
する
④リストから「必須の構成要素」のみを抽出する(不要な構成要素を省く)
⑤必須の構成要素」の集まりとして発明を特定する
説明だけではピンとこない、かもしれませんので、以下例題です。
【例題】
★前提:あなたは「ゴム底の靴」というものを発明しました。
これまでの靴はすべて底が革で、少し歩くとすぐに足が痛くなり疲れて
しまう、という問題がありましたが、ゴム底にすると解消できました。
Q:この発明の本質を、言葉で表現するとどうなるでしょうか。
ヒント:たとえば次のように自問自答みるとよいかもしれません。
①なぜ、革底の靴が疲れるのか
あるいは、
②なぜ、ゴム底にすると疲れないのか
少し考えてみてください。
(解答例と解説は次号に掲載します)
実はこの作業、発明を特許にする時だけではなく、研究テーマを探したり
新しいアイデアを考える際にも、とても役立ちます。
┃▼周りの方に、ご紹介ください。コピー、転送大歓迎。
┃▼メールアドレス変更、配信停止は、mail@techno-producer.comまで。
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しかし、それらの「発明」を特許として出願するためには、さらに
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できます。
①発明の「効果」を言葉で表現する
②その技術効果がどのようにして実現されるのかを、「作用や動き」として
記述する
③その作用や動きを構成する要素(部品・モジュールや特性)をリストアップ
する
④リストから「必須の構成要素」のみを抽出する(不要な構成要素を省く)
⑤必須の構成要素」の集まりとして発明を特定する
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★前提:あなたは「ゴム底の靴」というものを発明しました。
これまでの靴はすべて底が革で、少し歩くとすぐに足が痛くなり疲れて
しまう、という問題がありましたが、ゴム底にすると解消できました。
Q:この発明の本質を、言葉で表現するとどうなるでしょうか。
ヒント:たとえば次のように自問自答みるとよいかもしれません。
①なぜ、革底の靴が疲れるのか
あるいは、
②なぜ、ゴム底にすると疲れないのか
少し考えてみてください。
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