TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.63
TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.63
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■■ TechnoProducer ビジネスに「効く」知財
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■12月以降の関連イベント
★HP http://www.techno-producer.com/
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●今週の一冊
「長距離走者の孤独」A.シリトー
曰く
「この孤独感こそ、世の中で唯一の誠実さであり現実であり、決して
変わることはない・・・」
年末年始にどうぞ。
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本メールマガジンは、エンジニアの方々、知財担当者、教育担当者の
方々にちょっとしたお役立ち情報を届けます。
・バックナンバー http://technoproducer.blog84.fc2.com/
お申し込みは、mail@techno-producer.comまで。
また、弊社の教育カリキュラムの抜粋が、以下のコラムに出ています。
★コラム:ビジネスと知財
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php
ぜひ、お知り合いの方や技術者の方にご転送、ご紹介下さい!
///////12月以降の弊社関連イベント情報//////////
競争力のある独創的なアイデアを生み出し、ビジネスに繋げる。
そんな人材「エジソン」を育てるには。
★知財教育無料相談会/知財Eラーニング体験会
12月22日(大阪)となります。こちらでは、「発明セミナー」ご体験
いただけます。各種ツールの活用法も取り上げます。
http://www.techno-producer.com/docs/Osaka_Kyoiku_2010.pdf
★特許調査ソフトSentenceAid無料体験会
12月21日(大阪)となります。
http://www.techno-producer.com/docs/saidtaiken_osaka.pdf
★スクール情報
2010年下期スクール開講
http://www.techno-producer.com/docs/bizengineer_school_2010sh.pdf
第6回 12月22日(水)「技術者のための全力特許化術」
第7回 1月12日(水) 「特許情報分析による技術マーケティング」
///////知財関連情報・イベント情報//////////
★「現代の発明家から未来の発明家へのメッセージ」
http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/beginner/index.html
第2期の第4回として、緩み止めネジのハードロック工業株式会社、
代表取締役 若林克彦さんからのメッセージが掲載されています。
★芝浦工業大学MOTトップセミナー2010
様々な業界のトップの方々の講演が、8回にわたって開催されています。
年内最後は12月18日、年明け1月8日が最終回です。
http://office.shibaura-it.ac.jp/mot/topics_top_seminar.html
★「国際特許流通セミナー2011」開催~1月24、25日です。
独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)主催で、毎年、特許流通
促進事業の一環として、開催されている本セミナー、今回で12回目の開催です。
本年は、「グローバル知財戦略の展開~産業財産権制度125周年を越えて~」を
キャッチフレーズに開催されます。
基調講演として、米国大学技術管理者協会(AUTM) 会長から「産学連携 -バイドール法の
30年-」、国際ライセンス協会(LESI) 会長から「知財ビジネスのグローバル展開」
のご講演がございます。
その他オープニングフォーラムの「低炭素社会実現に向けた技術革新と知財戦略」を
はじめとし、海外で活躍されている技術移転の専門家の方々や、我が国の第一線で
活躍されている関係者の方々による講演、パネルディスカッション等が行われます。
開催概要はこちら。
http://www.ryutu.inpit.go.jp/seminar_a/2011a.html
/////////////////////////////////////////
★「発明的創造の心理学について」~その7
今回も、G.S.アルトシューラーの論文「発明的創造の心理学について」を
取り上げて、「発明」について考えてみたい。
なお、日本語訳が、
http://www.hj.sanno.ac.jp/cgi-bin/WebObjects/107c2074456.woa/wa/read/c1_10db020d43d/
産業能率大学 総合研究所 HP
よりダウンロード出来ますので、ぜひご参照ください。
前回は「思考実験」、彼曰く「操作段階」の話であった。(私はこれを個人的に
「コンセプトメイク」と呼んでいる) 特に「典型的解決法(原型)の研究」が
効果を発揮するということであったが、その具体例は・・・・
ここには3つの事例が挙げられている。以下引用部は「」
一つ目は、潜水艦探知用のソナーの形状に関するものである。従来は、艦艇に備え付けられた
ソナーを機能させるために、艦艇を停止させねばならなかったという。その理由は・・・
「ソナーが引っ張られることで、音声受信部付近に発生する乱流によって、それ以外の
音が全て消されてしまうからである。ソナーの改良を担当した技術者の中に、アザラシは
水中を最高速度で泳ぎながら音を聴くことができることを知っている者がいた。この技術者の
提案により、ソナーの受信部をアザラシの耳殻に似た形状とすることにした結果、感度が
著しく改善され、艦船が進行中でも使えるようになった。」
二つ目の事例として、パラシュート無しで荷物を落下させるための装置について、説明されている。
「カエデ」の種子の原理を応用したと言う。
「落下時に回転運動をしながら水平になり、ゆっくりと滑空するという、カエデの種子の
良く知られた特性を応用した。この考え方で設計された装置はカエデの種子の形状を模した
もので、飛行機から投下すると、その重心を中心として回転しながら、ゆっくりと降下する。」
また最後の事例として、深層用ポンプのバルブの摩耗寿命向上に関する発明を取り上げている。
これは、工作機械分野で使われているセルフシャープニング式バイトの原理を応用したもので、
「均一に磨耗させる」ことで、寿命を向上させている。
詳しくは是非、本文をお読みください(P11-12)
自然に学び、異分野に学ぶ。その意味は「原型」を把握し、応用すること。発明に重要な
能力は「概念化」能力なのです。
■知的財産学習用DVDの紹介~「知的財産概論と情報検索」「現場感覚を反映した著作権」
山口大学 技術経営研究科 木村友久教授による知的財産の講義がDVDになりました。
実際の事例を交えて、楽しく学べるDVDになっています。
例えば「知的財産概論と知的財産情報検索」では、あの有名な「くるりんポイ」排水口を
取り上げ、
・関連する特許にどのようなものがあるか
・類似、競合商品とその特許
・開発の経緯はどの様になっているのか、課題はなにか
など、実際の特許を調べ、一つ一つ読み解いて行きます。中小企業での知財の活用事例なども
分かりやすくとりあげられており、中小企業の経営者、士業の方にも参考になるでしょう。
もちろん、「知的財産とは」「特許とは」という基礎的な内容からすべて網羅されている
ため、初学者、若手技術者でも安心して学ぶことが出来ます。
また「現場感覚を反映した著作権」では、一見複雑な著作権の各内容を分かりやすく
解説した上で、GPL問題や音楽に関する事例などを、実務の観点から幅広く取り上げた、
まさに「現場感覚」で実務的な教材になっています。
詳細、お問い合わせ、お申し込みは、以下。
http://www.techno-producer.com/docs/yamaguchi_dvd_101116.pdf
」」」」」」」」」」」
「焦らず、サボらず」詠み人知らず
┃★コラム:ビジネスと知財
┃http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php
┃▼周りの方に、ご紹介ください。コピー、転送大歓迎。
┃▼メールアドレス変更、配信停止は、mail@techno-producer.comまで。
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■■ TechnoProducer ビジネスに「効く」知財
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■12月以降の関連イベント
★HP http://www.techno-producer.com/
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●今週の一冊
「長距離走者の孤独」A.シリトー
曰く
「この孤独感こそ、世の中で唯一の誠実さであり現実であり、決して
変わることはない・・・」
年末年始にどうぞ。
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本メールマガジンは、エンジニアの方々、知財担当者、教育担当者の
方々にちょっとしたお役立ち情報を届けます。
・バックナンバー http://technoproducer.blog84.fc2.com/
お申し込みは、mail@techno-producer.comまで。
また、弊社の教育カリキュラムの抜粋が、以下のコラムに出ています。
★コラム:ビジネスと知財
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php
ぜひ、お知り合いの方や技術者の方にご転送、ご紹介下さい!
///////12月以降の弊社関連イベント情報//////////
競争力のある独創的なアイデアを生み出し、ビジネスに繋げる。
そんな人材「エジソン」を育てるには。
★知財教育無料相談会/知財Eラーニング体験会
12月22日(大阪)となります。こちらでは、「発明セミナー」ご体験
いただけます。各種ツールの活用法も取り上げます。
http://www.techno-producer.com/docs/Osaka_Kyoiku_2010.pdf
★特許調査ソフトSentenceAid無料体験会
12月21日(大阪)となります。
http://www.techno-producer.com/docs/saidtaiken_osaka.pdf
★スクール情報
2010年下期スクール開講
http://www.techno-producer.com/docs/bizengineer_school_2010sh.pdf
第6回 12月22日(水)「技術者のための全力特許化術」
第7回 1月12日(水) 「特許情報分析による技術マーケティング」
///////知財関連情報・イベント情報//////////
★「現代の発明家から未来の発明家へのメッセージ」
http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/beginner/index.html
第2期の第4回として、緩み止めネジのハードロック工業株式会社、
代表取締役 若林克彦さんからのメッセージが掲載されています。
★芝浦工業大学MOTトップセミナー2010
様々な業界のトップの方々の講演が、8回にわたって開催されています。
年内最後は12月18日、年明け1月8日が最終回です。
http://office.shibaura-it.ac.jp/mot/topics_top_seminar.html
★「国際特許流通セミナー2011」開催~1月24、25日です。
独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)主催で、毎年、特許流通
促進事業の一環として、開催されている本セミナー、今回で12回目の開催です。
本年は、「グローバル知財戦略の展開~産業財産権制度125周年を越えて~」を
キャッチフレーズに開催されます。
基調講演として、米国大学技術管理者協会(AUTM) 会長から「産学連携 -バイドール法の
30年-」、国際ライセンス協会(LESI) 会長から「知財ビジネスのグローバル展開」
のご講演がございます。
その他オープニングフォーラムの「低炭素社会実現に向けた技術革新と知財戦略」を
はじめとし、海外で活躍されている技術移転の専門家の方々や、我が国の第一線で
活躍されている関係者の方々による講演、パネルディスカッション等が行われます。
開催概要はこちら。
http://www.ryutu.inpit.go.jp/seminar_a/2011a.html
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★「発明的創造の心理学について」~その7
今回も、G.S.アルトシューラーの論文「発明的創造の心理学について」を
取り上げて、「発明」について考えてみたい。
なお、日本語訳が、
http://www.hj.sanno.ac.jp/cgi-bin/WebObjects/107c2074456.woa/wa/read/c1_10db020d43d/
産業能率大学 総合研究所 HP
よりダウンロード出来ますので、ぜひご参照ください。
前回は「思考実験」、彼曰く「操作段階」の話であった。(私はこれを個人的に
「コンセプトメイク」と呼んでいる) 特に「典型的解決法(原型)の研究」が
効果を発揮するということであったが、その具体例は・・・・
ここには3つの事例が挙げられている。以下引用部は「」
一つ目は、潜水艦探知用のソナーの形状に関するものである。従来は、艦艇に備え付けられた
ソナーを機能させるために、艦艇を停止させねばならなかったという。その理由は・・・
「ソナーが引っ張られることで、音声受信部付近に発生する乱流によって、それ以外の
音が全て消されてしまうからである。ソナーの改良を担当した技術者の中に、アザラシは
水中を最高速度で泳ぎながら音を聴くことができることを知っている者がいた。この技術者の
提案により、ソナーの受信部をアザラシの耳殻に似た形状とすることにした結果、感度が
著しく改善され、艦船が進行中でも使えるようになった。」
二つ目の事例として、パラシュート無しで荷物を落下させるための装置について、説明されている。
「カエデ」の種子の原理を応用したと言う。
「落下時に回転運動をしながら水平になり、ゆっくりと滑空するという、カエデの種子の
良く知られた特性を応用した。この考え方で設計された装置はカエデの種子の形状を模した
もので、飛行機から投下すると、その重心を中心として回転しながら、ゆっくりと降下する。」
また最後の事例として、深層用ポンプのバルブの摩耗寿命向上に関する発明を取り上げている。
これは、工作機械分野で使われているセルフシャープニング式バイトの原理を応用したもので、
「均一に磨耗させる」ことで、寿命を向上させている。
詳しくは是非、本文をお読みください(P11-12)
自然に学び、異分野に学ぶ。その意味は「原型」を把握し、応用すること。発明に重要な
能力は「概念化」能力なのです。
■知的財産学習用DVDの紹介~「知的財産概論と情報検索」「現場感覚を反映した著作権」
山口大学 技術経営研究科 木村友久教授による知的財産の講義がDVDになりました。
実際の事例を交えて、楽しく学べるDVDになっています。
例えば「知的財産概論と知的財産情報検索」では、あの有名な「くるりんポイ」排水口を
取り上げ、
・関連する特許にどのようなものがあるか
・類似、競合商品とその特許
・開発の経緯はどの様になっているのか、課題はなにか
など、実際の特許を調べ、一つ一つ読み解いて行きます。中小企業での知財の活用事例なども
分かりやすくとりあげられており、中小企業の経営者、士業の方にも参考になるでしょう。
もちろん、「知的財産とは」「特許とは」という基礎的な内容からすべて網羅されている
ため、初学者、若手技術者でも安心して学ぶことが出来ます。
また「現場感覚を反映した著作権」では、一見複雑な著作権の各内容を分かりやすく
解説した上で、GPL問題や音楽に関する事例などを、実務の観点から幅広く取り上げた、
まさに「現場感覚」で実務的な教材になっています。
詳細、お問い合わせ、お申し込みは、以下。
http://www.techno-producer.com/docs/yamaguchi_dvd_101116.pdf
」」」」」」」」」」」
「焦らず、サボらず」詠み人知らず
┃★コラム:ビジネスと知財
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