TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.67
TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.67
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■■ TechnoProducer ビジネスに「効く」知財
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■2月以降の関連イベント
★HP http://www.techno-producer.com/
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●今週の一冊「ダメなら、さっさとやめなさい! 」セス・ゴーディン
彼の主張する、成功するための法則は、極めて分かりやすい。
①運命の谷を這い上がること
②行き止まりに迷い込んだら、引き返すこと
これをどう見極めるか、について解説の中で神田氏が詳しく
述べている。
ゴーディンのあげる頂点に立てない7つの理由は
①途中で時間切れになる
②途中で資金が尽きる
③途中で怖気づく
④初めから本気でなかった
⑤興味や熱意が冷め、「ほどほどでいい」と割り切る
⑥長い目で考えずに、目先のことばかりに気を取られる
⑦間違った分野で頂点を目指そうとする
である。当てはまってませんか?
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本メールマガジンは、エンジニアの方々、知財担当者、教育担当者の
方々にちょっとしたお役立ち情報を届けます。
・バックナンバー http://technoproducer.blog84.fc2.com/
お申し込みは、mail@techno-producer.comまで。
また、弊社の教育カリキュラムの抜粋が、以下のコラムに出ています。
★コラム:ビジネスと知財
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php
ぜひ、お知り合いの方や技術者の方にご転送、ご紹介下さい!
///////2月以降の弊社関連イベント情報//////////
競争力のある独創的なアイデアを生み出し、ビジネスに繋げる。
そんな人材「エジソン」を採用し、育てるには。
★知財教育無料相談会/知財Eラーニング体験会
2月17日(大阪)となります。こちらでは、「発明セミナー」ご体験
いただけます。各種ツールの活用法も取り上げます。
http://www.techno-producer.com/docs/Osaka_Kyoiku_2010.pdf
★特許調査ソフトSentenceAid無料体験会
3月16日(大阪)となります。
http://www.techno-producer.com/docs/saidtaiken_osaka.pdf
★スクール情報
2010年度下期スクールスケジュール
http://www.techno-producer.com/docs/bizengineer_school_2010sh.pdf
第10回 2月23日(水) 「共同開発と知的財産」 ケーススタディー
第11回 3月9日(水) 「ロジックツリーを用いた研究開発テーマの
明確化と具体的テーマの選定
///////知財関連情報・イベント情報//////////
★「現代の発明家から未来の発明家へのメッセージ」
第2期第8回では、株式会社大林組 技術研究所 構造技術研究部
勝俣英雄 さんが、「究極の免震・制振技術を目指して」と題して
アクティブ制振技術について、語っておられます。
http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/beginner/index.html
★「商品/サービスの変遷に見るイノベーション」
日本知財学会の「ビジネスと知的資産・知財法研究分科会」の
一環として2月18日に開催されます。
カメラ業界において、銀塩フィルム~デジタルへの変化は、ビジネスを
どのように変えたか、がテーマです。
詳細は、以下
http://www.ipaj.org/bunka/bunka11_06.html
★知的財産マネジメント研究会(Smips)
2月19日開催です。全体セッションでは「顧客ニーズと知的財産」と
題し、和泉守計 様(ハウス食品株式会社 マーケティング本部 知的財産部
知的財産課チームマネージャー)に、ご講演を頂きます。
詳細は以下
http://www.smips.jp/pop/next.htm
★「日中科学技術協力の新展開」
元駐日英国大使であるジョン・ボイド氏による第3国の視点からの日中協力の
意義と価値に関する基調講演の他、上海交通大学の張傑学長、タカラバイオ社の
仲尾功一社長のご講演が、3月2日にあります。
詳細は以下。
http://www.prime-pco.com/crc2010/
★国際知的財産セミナー 「中国における技術移転と特許法」
中国の技術移転活動に関して、中国の著名な知的財産法専門家や中国を
代表する大学研究者、実務家のご講演が3月19日にあります。
詳細は以下。
http://www.globalcoe-waseda-law-commerce.org/project/activity.php?gid=10096#0319
/////////////////////////////////////////
★「発明的創造の心理学について」~その8
今回も、G.S.アルトシューラーの論文「発明的創造の心理学について」を
取り上げて、「発明」について考えてみたい。
なお、日本語訳が、
http://www.hj.sanno.ac.jp/cgi-bin/WebObjects/107c2074456.woa/wa/read/c1_10db020d43d/
産業能率大学 総合研究所 HP
よりダウンロード出来ますので、ぜひご参照ください。
前回から「思考実験」、彼曰く「操作段階」の部分を取り上げている。(私はこれを
個人的に「コンセプトメイク」と呼んでいる)
前回取り上げたのは「典型的解決法(原型)の研究」が効果を発揮するということであった。
今回は「原型の研究」が解決法につながらなかった場合の、解の探究方法について言及する。
アルトシューラー曰く
「自然や既存技術に存在する原型の研究が好結果につながらない場合には、操作段階
の次のステップである(原型の無い)新たな方法の探求に移行する。」
としている。
具体的には、
・システム内部の変更
・外部環境の変更
・隣接する部分の変更
に分けられる。
具体的な事例として、たとえば「システム内部の変更」については、コール(石炭)カッターの
長さの変更、「外部環境の変更」については、コンクリートの気泡除去のための「真空攪拌」
「隣接する部分の変更」については、映画撮影における照明の交流から直流への変更が、それぞれ
挙げられている。
最後に、この「操作段階」について彼はこう書いている。
「技術的創造のプロセスの分析段階では、ほとんど常に単一の答えが得られるが、操作段階では
そのようなことはない。一つの技術的矛盾は、相異なる様々な方法で除去され得るからである。
それ故、操作段階においては、実験は副次的役割ではなくて中心的役割を演じるようになる。
実験があれこれの方法、手法、スキーム等の中から最適のものを選択するための判定基準となる
場合が多い。」
つまり、先述のとおり、まさに「思考実験」が重要なのである。こうすればどうか、ああすればどうか、
その過程こそが発明なのである。
さらに彼はこう続けている。
「操作段階を成功裏に遂行する上で不可欠な資質は、自然に関する豊かな知識、観察力、隣接技術分野に
関する知見、実験技法を駆使し得る能力である。」
様々な角度から「思考実験」を行うための知識と能力、それが発明の源泉であり「発明力」とも呼べる
ものの正体なのである。
「発明力」は、繰り返し思考実験を行い、その検証の過程で様々な事柄について調べることで、鍛える
ことができる、と我々は考えている。
■知的財産学習用DVDの紹介~「知的財産概論と情報検索」「現場感覚を反映した著作権」
山口大学 技術経営研究科 木村友久教授による知的財産の講義がDVDになりました。
実際の事例を交えて、楽しく学べるDVDになっています。
例えば「知的財産概論と知的財産情報検索」では、あの有名な「くるりんポイ」排水口を
取り上げ、
・関連する特許にどのようなものがあるか
・類似、競合商品とその特許
・開発の経緯はどの様になっているのか、課題はなにか
など、実際の特許を調べ、一つ一つ読み解いて行きます。中小企業での知財の活用事例
なども分かりやすくとりあげられており、中小企業の経営者、士業の方にも参考になる
でしょう。
もちろん、「知的財産とは」「特許とは」という基礎的な内容からすべて網羅されている
ため、初学者、若手技術者でも安心して学ぶことが出来ます。
また「現場感覚を反映した著作権」では、一見複雑な著作権の各内容を分かりやすく
解説した上で、GPL問題や音楽に関する事例などを、実務の観点から幅広く取り上げた、
まさに「現場感覚」で実務的な教材になっています。
詳細、お問い合わせ、お申し込みは、以下。
http://www.techno-producer.com/docs/yamaguchi_dvd_101116.pdf
」」」」」」」」」」」
「ひとつしかないときのアイデアほど、危険なものはない」
アラン・エミール・オウギュスト・カーティアー
┃★コラム:ビジネスと知財
┃http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php
┃▼周りの方に、ご紹介ください。コピー、転送大歓迎。
┃▼メールアドレス変更、配信停止は、mail@techno-producer.comまで。
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●今週の一冊「ダメなら、さっさとやめなさい! 」セス・ゴーディン
彼の主張する、成功するための法則は、極めて分かりやすい。
①運命の谷を這い上がること
②行き止まりに迷い込んだら、引き返すこと
これをどう見極めるか、について解説の中で神田氏が詳しく
述べている。
ゴーディンのあげる頂点に立てない7つの理由は
①途中で時間切れになる
②途中で資金が尽きる
③途中で怖気づく
④初めから本気でなかった
⑤興味や熱意が冷め、「ほどほどでいい」と割り切る
⑥長い目で考えずに、目先のことばかりに気を取られる
⑦間違った分野で頂点を目指そうとする
である。当てはまってませんか?
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本メールマガジンは、エンジニアの方々、知財担当者、教育担当者の
方々にちょっとしたお役立ち情報を届けます。
・バックナンバー http://technoproducer.blog84.fc2.com/
お申し込みは、mail@techno-producer.comまで。
また、弊社の教育カリキュラムの抜粋が、以下のコラムに出ています。
★コラム:ビジネスと知財
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php
ぜひ、お知り合いの方や技術者の方にご転送、ご紹介下さい!
///////2月以降の弊社関連イベント情報//////////
競争力のある独創的なアイデアを生み出し、ビジネスに繋げる。
そんな人材「エジソン」を採用し、育てるには。
★知財教育無料相談会/知財Eラーニング体験会
2月17日(大阪)となります。こちらでは、「発明セミナー」ご体験
いただけます。各種ツールの活用法も取り上げます。
http://www.techno-producer.com/docs/Osaka_Kyoiku_2010.pdf
★特許調査ソフトSentenceAid無料体験会
3月16日(大阪)となります。
http://www.techno-producer.com/docs/saidtaiken_osaka.pdf
★スクール情報
2010年度下期スクールスケジュール
http://www.techno-producer.com/docs/bizengineer_school_2010sh.pdf
第10回 2月23日(水) 「共同開発と知的財産」 ケーススタディー
第11回 3月9日(水) 「ロジックツリーを用いた研究開発テーマの
明確化と具体的テーマの選定
///////知財関連情報・イベント情報//////////
★「現代の発明家から未来の発明家へのメッセージ」
第2期第8回では、株式会社大林組 技術研究所 構造技術研究部
勝俣英雄 さんが、「究極の免震・制振技術を目指して」と題して
アクティブ制振技術について、語っておられます。
http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/beginner/index.html
★「商品/サービスの変遷に見るイノベーション」
日本知財学会の「ビジネスと知的資産・知財法研究分科会」の
一環として2月18日に開催されます。
カメラ業界において、銀塩フィルム~デジタルへの変化は、ビジネスを
どのように変えたか、がテーマです。
詳細は、以下
http://www.ipaj.org/bunka/bunka11_06.html
★知的財産マネジメント研究会(Smips)
2月19日開催です。全体セッションでは「顧客ニーズと知的財産」と
題し、和泉守計 様(ハウス食品株式会社 マーケティング本部 知的財産部
知的財産課チームマネージャー)に、ご講演を頂きます。
詳細は以下
http://www.smips.jp/pop/next.htm
★「日中科学技術協力の新展開」
元駐日英国大使であるジョン・ボイド氏による第3国の視点からの日中協力の
意義と価値に関する基調講演の他、上海交通大学の張傑学長、タカラバイオ社の
仲尾功一社長のご講演が、3月2日にあります。
詳細は以下。
http://www.prime-pco.com/crc2010/
★国際知的財産セミナー 「中国における技術移転と特許法」
中国の技術移転活動に関して、中国の著名な知的財産法専門家や中国を
代表する大学研究者、実務家のご講演が3月19日にあります。
詳細は以下。
http://www.globalcoe-waseda-law-commerce.org/project/activity.php?gid=10096#0319
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★「発明的創造の心理学について」~その8
今回も、G.S.アルトシューラーの論文「発明的創造の心理学について」を
取り上げて、「発明」について考えてみたい。
なお、日本語訳が、
http://www.hj.sanno.ac.jp/cgi-bin/WebObjects/107c2074456.woa/wa/read/c1_10db020d43d/
産業能率大学 総合研究所 HP
よりダウンロード出来ますので、ぜひご参照ください。
前回から「思考実験」、彼曰く「操作段階」の部分を取り上げている。(私はこれを
個人的に「コンセプトメイク」と呼んでいる)
前回取り上げたのは「典型的解決法(原型)の研究」が効果を発揮するということであった。
今回は「原型の研究」が解決法につながらなかった場合の、解の探究方法について言及する。
アルトシューラー曰く
「自然や既存技術に存在する原型の研究が好結果につながらない場合には、操作段階
の次のステップである(原型の無い)新たな方法の探求に移行する。」
としている。
具体的には、
・システム内部の変更
・外部環境の変更
・隣接する部分の変更
に分けられる。
具体的な事例として、たとえば「システム内部の変更」については、コール(石炭)カッターの
長さの変更、「外部環境の変更」については、コンクリートの気泡除去のための「真空攪拌」
「隣接する部分の変更」については、映画撮影における照明の交流から直流への変更が、それぞれ
挙げられている。
最後に、この「操作段階」について彼はこう書いている。
「技術的創造のプロセスの分析段階では、ほとんど常に単一の答えが得られるが、操作段階では
そのようなことはない。一つの技術的矛盾は、相異なる様々な方法で除去され得るからである。
それ故、操作段階においては、実験は副次的役割ではなくて中心的役割を演じるようになる。
実験があれこれの方法、手法、スキーム等の中から最適のものを選択するための判定基準となる
場合が多い。」
つまり、先述のとおり、まさに「思考実験」が重要なのである。こうすればどうか、ああすればどうか、
その過程こそが発明なのである。
さらに彼はこう続けている。
「操作段階を成功裏に遂行する上で不可欠な資質は、自然に関する豊かな知識、観察力、隣接技術分野に
関する知見、実験技法を駆使し得る能力である。」
様々な角度から「思考実験」を行うための知識と能力、それが発明の源泉であり「発明力」とも呼べる
ものの正体なのである。
「発明力」は、繰り返し思考実験を行い、その検証の過程で様々な事柄について調べることで、鍛える
ことができる、と我々は考えている。
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山口大学 技術経営研究科 木村友久教授による知的財産の講義がDVDになりました。
実際の事例を交えて、楽しく学べるDVDになっています。
例えば「知的財産概論と知的財産情報検索」では、あの有名な「くるりんポイ」排水口を
取り上げ、
・関連する特許にどのようなものがあるか
・類似、競合商品とその特許
・開発の経緯はどの様になっているのか、課題はなにか
など、実際の特許を調べ、一つ一つ読み解いて行きます。中小企業での知財の活用事例
なども分かりやすくとりあげられており、中小企業の経営者、士業の方にも参考になる
でしょう。
もちろん、「知的財産とは」「特許とは」という基礎的な内容からすべて網羅されている
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また「現場感覚を反映した著作権」では、一見複雑な著作権の各内容を分かりやすく
解説した上で、GPL問題や音楽に関する事例などを、実務の観点から幅広く取り上げた、
まさに「現場感覚」で実務的な教材になっています。
詳細、お問い合わせ、お申し込みは、以下。
http://www.techno-producer.com/docs/yamaguchi_dvd_101116.pdf
」」」」」」」」」」」
「ひとつしかないときのアイデアほど、危険なものはない」
アラン・エミール・オウギュスト・カーティアー
┃★コラム:ビジネスと知財
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