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TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.76

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.76
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■■    TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.76

    
 配信数:約5600 配信実績:2008年8月19日より隔週発行 
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■6月・7月の関連イベント
●今回のトピック~「発明塾@駒場東邦」開催報告
★HP http://www.techno-producer.com/

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●「ビヨンド・エジソン」最相葉月

「すべての世代には、前世代よりも高い見地から、新しい世界を見るように心を
開く義務があります。みなさんの視野は目に見える範囲ではなく、心に見える範囲
まで広げるべきです。いまや当たり前となっている多くの事柄も、前世代の目には
非現実的な夢として映っていたものばかりです。もしみなさんにとって、過去の成果が
当たり前のものになっているならば、みなさんが開拓できる新天地について考えて
みてください」エリスン・オニヅカ

彼はスペースシャトル「チャレンジャー号」爆発事故の犠牲となった宇宙飛行士である。
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本メールマガジンは、エンジニアの方々、知財担当者、教育担当者の
方々にちょっとしたお役立ち情報を届けます。
・バックナンバー http://technoproducer.blog84.fc2.com/

お申し込みは、mail@techno-producer.comまで。


また、弊社の技術者向け知財教育カリキュラムの抜粋を、コラムにして
おります。知財部で人材育成にあたられている方、技術者の方、若い部下を
お持ちの方、ぜひ、ご一読ください。

★コラム:ビジネスと知財
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php


お知り合いの方や技術者の方にご転送、ご紹介下さい!


★お知らせ
立命館・全国高校生ソフトウェア創作コンテスト「ICT Challenge+R」を通じて
全国の高校生の知的チャレンジを応援します!

http://www.ict-challenger.jp/



///////6月・7月の関連イベント情報///////


★日本知財学会 第9回年次学術研究発表会
「グローバリゼーションに適応する知財研究の進化」と題して、開催されます。

・日程 6月25日(土)、26日(日)
・場所 専修大学 生田キャンパス 10号館(130年記念館)
 神奈川県川崎市多摩区東三田2-1-1
 ◎交通のご案内 http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/campus_info/index.html    
 ◎大学構内のご案内 http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/campus_info/ikuta_campus/ikuta_camap.html

詳細、お申し込みは以下。
http://www.ipaj.org/workshop/2011/workshop_2011.html


■「中国低炭素社会構築に向けた今後のエネルギー戦略」
~JST中国総合研究センター第43回研究会

・日程:6月30日(木)15:00-
・講師:李志東 (リ ジィドン、LI Zhidong)氏
     国立大学法人長岡技術科学大学経営情報系 教授

詳細、お申し込みは以下。
http://www.spc.jst.go.jp/events/notice_110630.html


★「知材を生かすビジネス者フォーラム2011」
「緊急開催 復興! 日本企業の研究開発・事業力の強化へ!」
~世界に勝つため、今こそ組織・情報環境を再検討、実践する~
と題して、本年も開催されます。

・日程:6月27日
・場所:大手町サンケイプラザ 4Fホール

詳細は、以下URLより。
http://www.business-i.net/event/pif/pdf/businessforum.pdf


★「中国における日本企業の知財の危機管理対策」
中国において、日本企業などの外国企業を相手にした特許権侵害
訴訟など知財訴訟が急増している現状を受けて、企画されたセミナーです。

・日程:7月12日
・場所:ハートンホテル南船場 (大阪開催)
    大阪市中央区南船場 2-12-22

詳細は、以下URLより。
http://www.sungroup-patra.jp/pbs/pbs2011-osaka2.pdf



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★「発明塾@駒場東邦高校・中学」開催のご報告

6月18日に、都内有数の進学校として知られる「駒場東邦中学校・高校」にて「発明塾」を
開催いたしましたので、ご報告いたします。

当日は、同校講堂に約300名の中高生が一同に会し、すでに発明家として活躍している
発明塾生(大学生)と共に「水質汚染の早期検出」について、発明創出を行いました。

最初は大人しかった中高生も、手が挙がり始めると止まらなくなり(笑)最終的には時間切れ
打ち切りとなってしまいました。発言できなかった中高生からは「僕も発言したかった」という
意見が、担当教員の方まで寄せられたようです。

実際、前から見ていても「キラキラした瞳」で自分のアイデアを楽しそうに話す中高生がの姿が
とても印象的でした。


「世界が解決を待っている課題」について、一人一人が具体的に考え、それをみんなの前で発言
する機会、という意味では良い経験をしてもらえたのではないかと思います。

ご協力頂きました、駒場東邦中学校・高校の教員の皆様、世界のイノベーション最新動向、そこにおける
日本の役割につきましてご講演いただきました Intellectual Ventures の黒木様、本企画の発起人で
駒場東邦高校・中学のOBでもある中山様に、改めて深謝いたします。


最後に、発明塾終了後に、駒場東邦中学高校の学生に送ったメッセ-ジを紹介します。

「多くの有為な若者と知恵を絞るという貴重な時間を頂き、ありがとうございました。生徒サイドの
発言打ち切り間際は、20-30名ぐらい同時に手を上げていた気がしますので、皆いろいろ考えて、
言いたいことがあっただろうと思います。それ自体が、非常にいいことだと思います。僕が今回伝えた
かったのは、自分で徹底的に考える、そしてそれを勇気を持って発言する、事の重要性です。おそらく、
駒東生が東大・京大等に入って、塾生と接する機会もあるでしょう。今後の活躍が大変楽しみです。
ぜひ、自分で考えて素晴らしい未来を切り拓いてください。どこかで僕や塾生を見かけたら是非、
『駒場東邦で発明塾に出た者です!』と、元気よく声をかけてください。またお会いできることを
心から楽しみにしております。」


・駒場東邦中学校/高校
「頭脳を資源化する」という極めて先進的な理念を持つ教育者、菊池龍道により設立された。
現在は都内有数の進学校として有名。法学者 伊藤真、数学者 秋山仁、小説家 浅田次郎など、
卒業生が多方面で活躍している。

http://www.komabajh.toho-u.ac.jp/prospectus/history.html


・Intellectual Ventures
“An industry dedicated to financing inventors and monetizing their creations could
transform the world.”
-Nathan Myhrvold, Founder and CEO

をビジョンに掲げ、世界中の発明家から世界規模の問題(医療、温暖化、エネルギー)の解決策を
募り、投資と研究開発を行っている。

http://www.intellectualventures.com/Home.aspx

マラリア対策として彼らが開発中の、レーザーを用いた mosquito-zapping photonic fence は、
Time誌が選ぶ2010年の発明Top50に選ばれている。

http://www.time.com/time/specials/packages/article/0,28804,2029497_2030618,00.html

その詳細な紹介は、以下の「TED」から見ることができる。
http://www.ted.com/talks/nathan_myhrvold_could_this_laser_zap_malaria.html


・発明塾
弊社が主催する「未来を創る学生」が発明について学び、発明を行う場。すでに7名の学生発明家が
誕生している。

http://edison-univ.blogspot.com/p/blog-page.html



■知的財産学習用DVDの紹介~「知的財産概論と情報検索」「現場感覚を反映した著作権」

山口大学 技術経営研究科 木村友久教授による知的財産の講義がDVDになりました。
実際の事例を交えて、楽しく学べるDVDになっています。

例えば「知的財産概論と知的財産情報検索」では、あの有名な「くるりんポイ」排水口を
取り上げ、

・関連する特許にどのようなものがあるか
・類似、競合商品とその特許
・開発の経緯はどの様になっているのか、課題はなにか

など、実際の特許を調べ、一つ一つ読み解いて行きます。中小企業での知財の活用事例
なども分かりやすくとりあげられており、中小企業の経営者、士業の方にも参考になる
でしょう。

もちろん、「知的財産とは」「特許とは」という基礎的な内容からすべて網羅されている
ため、初学者、若手技術者でも安心して学ぶことが出来ます。


また「現場感覚を反映した著作権」では、一見複雑な著作権の各内容を分かりやすく
解説した上で、GPL問題や音楽に関する事例などを、実務の観点から幅広く取り上げた、
まさに「現場感覚」で実務的な教材になっています。

詳細、お問い合わせ、お申し込みは、以下。
http://www.techno-producer.com/docs/yamaguchi_dvd_101116.pdf



」」」」」」」」」」」
「過去でも、現在ではなく、未来に従う」

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★コラム:ビジネスと知財
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php
▼周りの方に、ご紹介ください。コピー、転送大歓迎。
▼メールアドレス変更、配信停止は、mail@techno-producer.comまで。
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テーマ : ビジネスブログ
ジャンル : ビジネス

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.75

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.75
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■■    TechnoProducer ビジネスに「効く」知財

    
 配信数:約5600 配信実績:2008年8月19日より隔週発行 

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■6月以降の関連イベント
●今回のトピック「阪急電車のビジネスモデル」~知財戦略とビジネスモデル
★HP http://www.techno-producer.com/

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●「日本の企業家群像〈2〉革新と社会貢献 」佐々木 聡 著
同シリーズには<1>もあるが、<2>の方がより個性的な企業家が取り上げ
られており、単純に面白い。
ちなみに、今回のトピックで取り上げる阪急電鉄創業者の小林一三は
<1>で取り上げられている。興味を持たれた方は、<1>もどうぞ。

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お持ちの方、ぜひ、ご一読ください。

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///////6月の関連イベント情報//////////

例年通り、6月は関連イベントが大変多い月となっております。

★「知的財産マネジメント研究会(Smips)」
次回は6月11日(土)13:00-開催です(出入り自由、参加費無料)。
http://www.smips.jp/

15時からの全体セッションは、以下のような企画です。
テーマ:特許になる発明の創り方
講師:川北喜十郎様(川北国際特許事務所 弁理士)
(特許戦略工学分科会による企画です)

★日本MOT学会 第3回研究討論会
今回の研究討論会では、知財やイノベーションに関する発表が中心になっています。

・日時:6月12日(日)、15:00~17:00
・場所:田町 キャンパスイノベーションセンター1F国際会議室
(日本MOT学会総会に引き続いて同一会場で開催)

詳細、お申し込みは以下。
http://www.js-mot.org/doc/20110612a.pdf
http://www.js-mot.org/


★「市場を支配し、高収益を産むための「先読み」「先回り」「先取り」戦略」~知財戦略セミナー
弊社楠浦が講師を努めさせて頂きます。

・日時:6月13日(月) 12:30-16:30
・会場:[東京・大井町]きゅりあん5階第4講習室

詳細、お申し込みは以下。
http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC110602.php


★特許価値評価シンポジウム 2011~日本EPI協議会 創立30周年記念
「特許を活用するための技術的価値評価手法を考える」と題したシンポジウムが
開催されます。

・日時:6月17日(金) 9:45~16:40
・場所:国立科学博物館 講 堂 (上野)
・定員:100名 (申込期限:2011年5月31日)

詳細、お申し込みは以下。
http://jea-ip.info/symposium2011_top.html#program


★「経営者・役員のための技術流出リスク・マネジメント」セミナー
技術情報の流出に不安はありませんか?

経済産業省の調査によると、人材流動化により、優秀な技術者や退職者が
海外企業や競合会社に転職して大切な技術が流出するケースが増えています。
また、重要な技術や図面がインターネット等を通じて流出し、他社に利用され、
大きな損害が出るリスクがあります。

本セミナーは、このようなリスクを防止するための画期的な管理システムと
技術者・研究者の情報管理教育についてお話しします。

・日時:6月17日(15:00-17:00)
・場所:メキキ・クリエイツ(株)セミナールーム 
 東京都渋谷区渋谷1-17-8 松岡渋谷ビル3F セミナールーム 
 JR渋谷駅より 徒歩4分(TEL: 03-5464-5185))
・参加費:無料

詳細、お申し込みは以下。
http://kokucheese.com/event/index/11595/


★日本知財学会 第9回年次学術研究発表会
「グローバリゼーションに適応する知財研究の進化」と題して、開催されます。

・日程 6月25日(土)、26日(日)
・場所 専修大学 生田キャンパス 10号館(130年記念館)
 神奈川県川崎市多摩区東三田2-1-1
 ◎交通のご案内 http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/campus_info/index.html    
 ◎大学構内のご案内 http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/campus_info/ikuta_campus/ikuta_camap.html

詳細、お申し込みは以下。
http://www.ipaj.org/workshop/2011/workshop_2011.html



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●「阪急電車のビジネスモデル」~知財戦略とビジネスモデル

阪急電鉄の創業者「小林一三」。彼は「私鉄のビジネスモデル」を開発した人物として
有名です。

では「私鉄のビジネスモデル」とは、なんでしょうか?


彼は「乗客は電車が創造する」との言葉を遺しています。

沿線の地域開発により人口が増加し、その住民の需要を満たすことに商機を見出していた。
未開発の土地に鉄道を通す。もちろん、その周辺の土地を購入しておく。利便性が高まった
土地に住みたいという人が出てくる。そこで住宅開発を行い、分譲する。まさに「顧客創造」
のプロセスです。

そして、ターミナル駅にデパートや娯楽施設を設け(宝塚歌劇団、野球場など)、生活空間を
拡大し、人の移動・交流を促進する。

つまり鉄道事業とは「生態系」を作り出し、コントロールし、そこから「利益」を生み出す、
事業なのです。


未開拓の土地に投資を行い、利便性を向上させて価値=資産価値を高め、同時に顧客を創造する。
これが、私鉄のビジネスモデルなのです。実物資産中心の経済においては、最も確実なビジネス
モデルの一つだったと思います。

しかし、現代は「知識経済」です。知識経済においては、土地ではなく「知識」を元にビジネス
モデルを構築する必要があります。これがまさに知財戦略なのでしょう。

「知財戦略」にご興味をお持ちの方は是非以下のセミナーへ。
http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC110602.php



■知的財産学習用DVDの紹介~「知的財産概論と情報検索」「現場感覚を反映した著作権」

山口大学 技術経営研究科 木村友久教授による知的財産の講義がDVDになりました。
実際の事例を交えて、楽しく学べるDVDになっています。

例えば「知的財産概論と知的財産情報検索」では、あの有名な「くるりんポイ」排水口を
取り上げ、

・関連する特許にどのようなものがあるか
・類似、競合商品とその特許
・開発の経緯はどの様になっているのか、課題はなにか

など、実際の特許を調べ、一つ一つ読み解いて行きます。中小企業での知財の活用事例
なども分かりやすくとりあげられており、中小企業の経営者、士業の方にも参考になる
でしょう。

もちろん、「知的財産とは」「特許とは」という基礎的な内容からすべて網羅されている
ため、初学者、若手技術者でも安心して学ぶことが出来ます。


また「現場感覚を反映した著作権」では、一見複雑な著作権の各内容を分かりやすく
解説した上で、GPL問題や音楽に関する事例などを、実務の観点から幅広く取り上げた、
まさに「現場感覚」で実務的な教材になっています。

詳細、お問い合わせ、お申し込みは、以下。
http://www.techno-producer.com/docs/yamaguchi_dvd_101116.pdf



」」」」」」」」」」」
「暗黙の前提条件を明らかにし、それを疑え」


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