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TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.81

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.81
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■■    TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.81

    
 配信数:約5700 配信実績:2008年8月19日より隔週発行 
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■9月・10月の関連イベント
●今回のトピック~企業活動における知財マネジメントの重要性(第3回)
★HP http://www.techno-producer.com/

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●「手紙屋 蛍雪篇~私の受験勉強を変えた十通の手紙~」喜多川泰

今回は、ある教え子の推薦図書です。

「自分は、一生勉強して成長し続けたいと思うようになる」

本です。ぜひご一読を。

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本メールマガジンは、エンジニアの方々、知財担当者、教育担当者の
方々にちょっとしたお役立ち情報を届けます。
・バックナンバー http://technoproducer.blog84.fc2.com/

お申し込みは、mail@techno-producer.comまで。


また、弊社の技術者向け知財教育カリキュラムの抜粋を、コラムにして
おります。知財部で人材育成にあたられている方、技術者の方、若い部下を
お持ちの方、ぜひ、ご一読ください。

★コラム:ビジネスと知財
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php


お知り合いの方や技術者の方に、是非ご転送、ご紹介下さい!

お願いします!


///////9月・10月の関連イベント情報///////


★「知財ソリューション2011」
大阪で開催されます、知財ソリューション2011にて、弊社知財eラーニングの
新コンテンツ「技術契約コース」をセミナー形式で紹介させていただきます。

・日時:8月30日(火)13:30-16:45
・場所:大阪科学技術センター 4階 小ホール 大阪市西区靱本町1丁目8番4号

詳細はこちら
http://www.techno-producer.com/docs/110830-OSAKASOLUTION.pdf


★「技術革新と社会変貌」公開セミナー
今年も、政策研究大学院大学にて題記セミナーが開催されます。
お申し込みの上、一つだけでも、お好きな講義を受講いただけます。
知財、産学連携と技術移転、アジアのイノベーション、など今回も多彩なテーマが
取り上げられています。

・日時:2011年8月20日(土)9:00-14:50
       8月27日(土)9:00-18:10
       9月3日(土)9:00-19:50
       9月14日(水)18:30-20:00

・場所:政策研究大学院大学(東京都港区六本木7-22-1) 5階 講義室F
・地図  http://www.grips.ac.jp/jp/about/access.html
※ 9月14日(水)の「宇宙の中の地球」のみ、1階想海楼ホールにて開催します

・外部聴講者人数:30名(その他に、政策研究大学院大学の大学院生も受講します)
・参加費:無料

詳細はこちら
http://www.grips.ac.jp/docs/2011_News/110820-557j.html


★「知っておきたい中国特許の調べ方、出願の勘所、拒絶対応のコツ」
特許担当者・技術者にとって今後、中国特許を調べて読みこなし、中国特有の制度を
理解しながら出願する知識は欠かせないものとなります。

数年前までは、「中国で特許を取得しても保護されない」という声が多くありました。
しかし、現状は大きく変わっています。司法による特許の保護レベルは、先進国に引け
をとらない水準に達しました。その結果、出願件数が激増し、2010年の出願件数は日本
を抜いて米国に次ぐ世界第2位へと浮上し、知財訴訟件数は遂に4万件を突破しました。

知的財産部員および技術者の方で、中国出願の基礎を学びたい方はぜひ。

・日 時:9月15日(木)13:00~17:00 
・会 場:マイドームおおさか 8階 第1,第2会議室
・アクセス:http://www.mydome.jp/access/
・主 催:河野特許事務所

詳細、お申し込みはこちら。
http://www.knpt.com/contents/seminar/2011.09.15/2011.09.15.html


★「先読み」と「サプライチェーン特許」にもとずく技術・知財戦略の立て方・考え方
本セミナーでは、携帯端末用通信モジュールで圧倒的なシェアと高収益を誇るクアルコムの
事例を中心に、長期間にわたり高収益を確保するために必要な戦略の立て方のほか、従来の
経営学のフレームワーク(3C、5Fなど)に知財戦略を組み込み、具体的な活動に落としこむ
ための考え方を紹介する。

・日時 9月27日(火)13:00~17:00
・会場 産業科学システムズ会議室(東京・飯田橋)

詳細、お申し込みはこちら。
http://203.138.80.46/cgi-bin/seminar/seminar_detail.cgi?id=20110927-0011&date=201109


★日米知財裁判カンファレンス
・日時 10月26日(水)、27日(木)
・会場 ホテルオークラ東京
※すべてのセッションにおいて日英の同時通訳がつきます。

詳細、お申し込みはこちら。
http://www.ilcc.com/judicial_conference/program_ja.html


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★ご報告~立命館・全国高校生ソフトウェア創作コンテスト「ICT Challenge+R」

弊社はこの度、8月27日(土)に立命館大学びわこ・くさつキャンパスにて開催されました
立命館・全国高校生ソフトウェア創作コンテスト「ICT Challenge+R」に、審査委員として
参加して参りました。高校生の作品とは思えない、完成度の高い作品ばかりで驚かされました。
彼らの今後の活躍が、大変楽しみです。

最優秀賞は、齋藤 雄太 さんの「XOR(エクソア)」でした。大変ユニークなパズルゲームで
した。新しいパズルをつくる、というのはかなり高度な知的作業だと思いますが、難易度も
調度良い、非常に面白いパズルに仕上がっていました。

また、弊社TechnoProducer賞は、堀江 咲生 さんの「QRロジックゲーム」に決定致しました。
QRコード+お絵かきパズル という斬新な発想で、こちらもシンプルかつ面白い作品に仕上がって
いました。単なるパズルで終わらず、パズルを解くとQRコードが現れて、メッセージを伝えること
ができる、という点も良かったですね。

他、選考結果は、こちら。
http://www.ict-challenger.jp/announcement.html

ファイナリストの方々は、立命館大学情報理工学部AO入試で必要な一部試験が免除されるとの
ことですが、同3回生向けに発明発想法の講義を担当している弊社としては、彼らが入学して
活躍してくれるのが、いまからとても楽しみです。


」」」」」」」」」」」
「その日その日が一年中の最善の日である。」エマソン


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★コラム:ビジネスと知財
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php
▼周りの方に、ご紹介ください。コピー、転送大歓迎。
▼メールアドレス変更、配信停止は、mail@techno-producer.comまで。
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テーマ : ビジネス
ジャンル : ビジネス

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.80

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.80
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■■    TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.80

    
 配信数:約5700 配信実績:2008年8月19日より隔週発行 
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■8月・9月の関連イベント
●今回のトピック~企業活動における知財マネジメントの重要性(第3回)
★HP http://www.techno-producer.com/

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●「経済の本質―自然から学ぶ」J.ジェイコブス
お盆ですので、少し重めの本で。「アメリカ大都市の死と生」で有名な
ジェイコブスの、新しい経済学のトレンドに関する著作を紹介します。

①経済の本質は、共発展(ゼロサムでもなければ、ある経済の主体単独で
発展するわけでもない)
②集団であるが故に発展する、多様性によって発展が生じる。
(再利用、再結合、再循環、共生)
多様な集団はそれが受け入れたエネルギーの多様な利用、再利用によって
作り出された豊かな環境内で、拡大する。
③資源の制約と収穫逓減ーこれまでの経済学のテーゼは、暗い未来を暗示する。
これに、輸入ストレッチング、資源代替、人的資本(利用によって増大する)
が加わることで、未来は明るいものとなった 。
④動的安定性という考え方。分岐、フィードバック、緊急適応。
⑤カオス、自己組織化ー未来は予測不可能である 。

経済発展にも、生命と同じ論理が流れている、ということでしょうか。

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★お知らせ
TechnoProducer株式会社は、立命館・全国高校生ソフトウェア創作コンテスト
「ICT Challenge+R」を通じて、全国の高校生の知的チャレンジを応援します!

詳細、お申し込みはこちら!
http://www.ict-challenger.jp/



///////8月・9月の関連イベント情報///////


★「先読み」と「バリューチェーン特許戦略」で10年先まで勝つ方法
本セミナーでは、携帯端末用通信モジュールで圧倒的なシェアと高収益を誇るクアルコムの
事例を中心に、長期間にわたり高収益を確保するために必要な戦略の立て方のほか、従来の
経営学のフレームワーク(3C、5Fなど)に知財戦略を組み込み、具体的な活動に落としこむ
ための考え方を紹介する。

・日時:8月24日(水)13:30-17:00
・場所:明治記念館 東京都港区元赤坂2-2-23

詳細はこちら
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_11327.html


★「知財ソリューション2011」
大阪で開催されます、知財ソリューション2011にて、弊社知財eラーニングの
新コンテンツ「技術契約コース」をセミナー形式で紹介させていただきます。

・日時:8月30日(火)13:30-16:45
・場所:大阪科学技術センター 4階 小ホール 大阪市西区靱本町1丁目8番4号

詳細はこちら
http://www.techno-producer.com/docs/110830-OSAKASOLUTION.pdf


★「技術革新と社会変貌」公開セミナー
今年も、政策研究大学院大学にて題記セミナーが開催されます。
お申し込みの上、一つだけでも、お好きな講義を受講いただけます。
知財、産学連携と技術移転、アジアのイノベーション、など今回も多彩なテーマが
取り上げられています。

・日時:2011年8月20日(土)9:00-14:50
       8月27日(土)9:00-18:10
       9月3日(土)9:00-19:50
       9月14日(水)18:30-20:00

・場所:政策研究大学院大学(東京都港区六本木7-22-1) 5階 講義室F
・地図  http://www.grips.ac.jp/jp/about/access.html
※ 9月14日(水)の「宇宙の中の地球」のみ、1階想海楼ホールにて開催します

・外部聴講者人数:30名(その他に、政策研究大学院大学の大学院生も受講します)
・参加費:無料

詳細はこちら
http://www.grips.ac.jp/docs/2011_News/110820-557j.html


★「知っておきたい中国特許の調べ方、出願の勘所、拒絶対応のコツ」
特許担当者・技術者にとって今後、中国特許を調べて読みこなし、中国特有の制度を
理解しながら出願する知識は欠かせないものとなります。

数年前までは、「中国で特許を取得しても保護されない」という声が多くありました。
しかし、現状は大きく変わっています。司法による特許の保護レベルは、先進国に引け
をとらない水準に達しました。その結果、出願件数が激増し、2010年の出願件数は日本
を抜いて米国に次ぐ世界第2位へと浮上し、知財訴訟件数は遂に4万件を突破しました。

知的財産部員および技術者の方で、中国出願の基礎を学びたい方はぜひ。

・日 時:9月15日(木)13:00~17:00 
・会 場:マイドームおおさか 8階 第1,第2会議室
・アクセス:http://www.mydome.jp/access/
・主 催:河野特許事務所

詳細、お申し込みはこちら。
http://www.knpt.com/contents/seminar/2011.09.15/2011.09.15.html


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★企業活動における知財マネジメントの重要性―クローズドとオープンの観点から
〔研究会報告〕コンピュータ産業研究会 2009 年12月9日より

これからしばらく、皆様と一緒に、赤門マネジメント・レビュー9巻6号(2010年6月)
に掲載されました題記講演録を、読み進めていきたいと思います。

全文は、以下からDLできます。
http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR9-6.html

今回は、「2. 知財戦略の変化―クローズドとオープンの観点から」の「(1) クローズド
からオープンへ」を読んでみたい。非常に中身が濃いため、今回はその前半部のみを取り上げる。

知的財産・ビジネスモデルを軸として、それぞれどの程度オープン(クローズ)にするのか
という視点で、知財戦略を整理したものが図2である。

「たとえば、クローズ性の高いビジネスモデルでは、自社の利益確保は容易になりますが、
自社(あるいは少数社) のみのため、市場の広がりは緩やかになります。逆にオープン性の
高いビジネスモデルでは、競合企業の参入が容易になり市場の広がりは速くなりますが、
その分だけ自社の利益確保は厳しくなります。」

実際にキヤノンは、事業(企業)の発展段階に応じて、知財戦略を使い分けていたようである。

「複写機事業において、キヤノンは1970 年代には欧米企業に、そして1980 年代には日本
企業にそれぞれ、電子写真技術をライセンス供与するオープン戦略を用いました。この時
期、企業規模の小さかったキヤノンにとっては、ライセンス収入獲得と参加企業増加によ
る複写機市場の拡大が目的でした。」

ちなみに後のインクジェットプリンタでは、クローズド戦略をとっている。

「その後の企業規模拡大に伴い、キヤノンは「除外技術」で事業を守る「クローズド戦略」
を取り込み、将来市場成長の確信度が高かったインクジェットプリンタ事業で採用されま
した。」

また、キヤノンは、Xeroxとの知財交渉、クロスライセンスの過程を通じて、

「包括的クロスライセンスで他社の保有する技術までも利用できる権利を確保し、将来
事業の展開に備えた技術開発に対応できる知財基盤を確立する」

という、今日一般的になっている「知的財産戦略」を習得したとしており、後述のIBMも含め、
海外の先進企業との知財交渉を通じて、知財戦略を確立していったのである。


次回は(1)の後半を取り上げ、徹底した先行技術調査を通じて、先行技術を乗り越える開発
の方向性をつかむ、とするキヤノン知財戦略の具体論を学ぶ。


」」」」」」」」」」」
「人格は繰り返す行動の総計である。それ故に、優秀さは単発的行動にあらず、習慣である」
アリストテレス

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★コラム:ビジネスと知財
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TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.79


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■■    TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.79

    
 配信数:約5700 配信実績:2008年8月19日より隔週発行 
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■8月・9月の関連イベント
●今回のトピック~企業活動における知財マネジメントの重要性(第2回)
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●「「経験知」を伝える技術 ディープスマートの本質」

ズバリ「スピードは学習を妨げる」と。

これに尽きるのかも、知れない。

・ポジティブとネガティブ、両方のフィードバックを与える必要がある
・じっくり考えるタイプの相手には、即答を求めるソクラテスメソッドでは
対応できない
・MBTI分析の結果に代表されるような思考様式の違いは、知識移転の方法に
重要な影響を与える。相手の思考様式に沿った手法でなければ、身につかない
・知識移転には、学習者の吸収能力が重要である。つまり、予備的な知識や
経験が必要とされる
・コーチの指導のもとに「実験」を行う。実験=「仮説と検証」作業である

教育や部下の指導に携わるすべての人、必読。

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★「先読み」と「バリューチェーン特許戦略」で10年先まで勝つ方法
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事例を中心に、長期間にわたり高収益を確保するために必要な戦略の立て方のほか、従来の
経営学のフレームワーク(3C、5Fなど)に知財戦略を組み込み、具体的な活動に落としこむ
ための考え方を紹介する。

・日時:8月24日(水)13:30-17:00
・場所:明治記念館 東京都港区元赤坂2-2-23

詳細は、以下URLより
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_11327.html


★「知財ソリューション2011」
大阪で開催されます、知財ソリューション2011にて、弊社知財eラーニングの
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・日時:8月30日(火)13:30-16:45
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特許担当者・技術者にとって今後、中国特許を調べて読みこなし、中国特有の制度を
理解しながら出願する知識は欠かせないものとなります。

数年前までは、「中国で特許を取得しても保護されない」という声が多くありました。
しかし、現状は大きく変わっています。司法による特許の保護レベルは、先進国に引け
をとらない水準に達しました。その結果、出願件数が激増し、2010年の出願件数は日本
を抜いて米国に次ぐ世界第2位へと浮上し、知財訴訟件数は遂に4万件を突破しました。

知的財産部員および技術者の方で、中国出願の基礎を学びたい方はぜひ。

・日 時:9月15日(木)13:00~17:00 
・会 場:マイドームおおさか 8階 第1,第2会議室
・アクセス:http://www.mydome.jp/access/
・主 催:河野特許事務所

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★企業活動における知財マネジメントの重要性―クローズドとオープンの観点から
〔研究会報告〕コンピュータ産業研究会 2009 年12月9日より

これからしばらく、皆様と一緒に、赤門マネジメント・レビュー9巻6号(2010年6月)
に掲載されました題記講演録を、読み進めていきたいと思います。

全文は、以下からDLできます。
http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR9-6.html

まずは「1.はじめに」を読んでみたい。

「自ら技術を開発し、それを他社に全く譲らず、自ら生産を行い、販売するために知的財
産(以下、知財) を活用したのは一昔前のことです。現在では、知財で収益を確保する方
法も増え、ただ単に収益を得る以外の目的をもった使い方も出てきました。」

とある。保護だけでなく、活用という流れについて触れた部分であるが、著者は以下の部分で
こう述べている。

「・・・企業活動は四つの要素で捉えられます。事業・ビジネスモデル、知的財産、技術開発、
技術標準がそれです。構造的には図1 に示したように事業・ビジネスモデルが上位であり、
他の三つがそれを支えるものになっています。言い換えると『収益の得られるビジネスモデル』
をもつことが最も重要なこと・・・」

これによれば、「収益の上がる事業・ビジネスモデル」のために、「知財」「技術開発」
「技術標準」それぞれをどうするか、と考えていかねばならない、ということである。冒頭の
「一昔前」は、知財は技術に従属していた(技術を守るための権利として捉えていた)わけで
あるが、現在では並列の存在である、という事になる。

図1において、「知財」と「技術標準」が対抗する位置に置かれているのは、この後の章で
述べられている「オープン・クローズ」の議論を意識したものであろう。つまり「守る
(正確には独占する)」か「使わせるか」、ということである。



」」」」」」」」」」」
「私のいきざまは、私のメッセージである」マハトマ・ガンジー

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