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TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.86

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.86
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■■    TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.86


配信数:約5800 配信実績:2008年8月19日より隔週発行
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■10月以降の関連イベント

●今回のトピック
・企業活動における知財マネジメントの重要性

★HP http://www.techno-producer.com/

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●「島津製作所 創業記念資料館」
http://www.shimadzu.co.jp/visionary/memorial-hall/index.html

今回は書籍ではなく、博物館を紹介します。秋の観光シーズン、京都に
お越しの方は、ぜひ足をお運びください。大人も子供も楽しめる場所です。
立地も京都のど真ん中ですので、観光のついでにどうぞ。

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本メールマガジンは、エンジニアの方々、知財担当者、教育担当者の
方々にちょっとしたお役立ち情報を届けます。
・バックナンバー http://technoproducer.blog84.fc2.com/

お申し込みは、mail@techno-producer.comまで。


また、弊社の技術者向け知財教育カリキュラムの抜粋を、コラムにしております。
知財部で人材育成にあたられている方、技術者の方、若い部下をお持ちの方、ぜひ、
ご一読ください。

★コラム:ビジネスと知財
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php


お知り合いの方や技術者の方に、是非ご転送、ご紹介下さい!

お願いします!



★★★ 弊社主催「若手知財担当者向け知財戦略勉強会」開催 ★★★

弊社では丸島儀一氏の「知的財産戦略」をテキストに、若手知財担当者が知財戦略に
ついて学ぶ「勉強会」を定期開催いたします。参加ご希望の方、ご興味お持ちの方は
以下までご連絡ください。折り返し担当から、詳細につき連絡いたします。

・連絡先 info@techno-producer.com 秋好(あきよし)まで


★★★ 弊社主催「知財教育相談会」~社員にいかにして知財に興味をもたせるか?開催 ★★★

企業の知財教育推進担当者を対象とした『知財教育相談会』を開催いたします。
敬遠されがちな知財教育について、いかに興味をもたせるか、効果を最大化する知財教育のポイント
について、具体的な成功事例を紹介いたします。

・11月18日(金)東京開催 「Eラーニング教材の最適化」、「営業人材向け知財教育の重要ポイント」
・11月29日(火)東京開催 「R&D人材を対象とした体系的知財教育カリキュラムの構築」、
「発明者向けの特許性判断スキル養成教材」

詳細、お申し込みはこちら。
http://www.techno-producer.com/docs/tpc_kyoikusodan_1110.pdf



///////10月以降の関連イベント情報///////


★「日本企業が米国で勝つための新しい特許戦略」
 米国が先願主義に移行する特許法改正案が成立したのを受け、題記セミナーが開催されます。

世界最大の法律事務所DLA Piper法律事務所の出願最高責任者T.Daniel Christenburry弁護士、
日米の特許実務に精通したヘンリー幸田弁護士が今回の 特許法改正のポイントと今後の特許
出願戦略、仮出願の活用法についてお話があります。 後半では、特許訴訟を数多く手がける
Dale S. Lazar弁護士から米国訴訟の今後の動向と法律改正後の出願戦略について、メキキ・
クリエイツ㈱粕川敏夫弁理士が仮出願を活用した米国特許戦略について、それぞれお話があります。

・開催日時 : 平成23年10月31日(月)(午後)1:30-5:00
 セミナー終了後、レセプション(無料)を行いますのでご参加ください。
・場 所 : 東京国際フォーラムG402会議室
・費 用 : 無料
・定 員 : 80名(様) (先着順に定員に達するまで受付)
・主 催 : DLA Piper法律事務所
・共 催 : メキキ・クリエイツ株式会社(文化庁著作権管理事業者 登録第05005号)

お申し込み、詳細はこちら
http://www.mekikicreates.com/html/provisional-20111031.html


★『丸島儀一の知的財産戦略 -技術で事業を強くするために』~K.I.T.プロフェッショナルミーティング

日本の知的財産戦略の第一人者であり、元キヤノン(株)専務の丸島儀一教授のご講演です。
セミナータイトル『知的財産戦略-技術で事業を強くするために』とは、丸島教授が2011年10月に出版され
た著書のタイトルでもあり、その内容は、まさにその知的財産の必要性・重要性を語りかけるもので、
非常に分かりやすく企業活動と知的財産の関係を説かれています。

・日時: 2011年11月5日(土)
 15:00 - 16:00 第1部 「丸島儀一の知的財産戦略 -技術で事業を強くするために」
 16:00 - 16:30 第1部 「Q&Aおよびディスカッション」
 17:00 - 19:00 第2部 「懇親会(希望者のみ)」※

・場所: 金沢工業大学 虎ノ門キャンパス
・定員: 【第1部 基調講演】 100名
     【第2部 懇親会】 20名(希望者のみ)
・費用: 【第1部 基調講演】 無料
     【第2部 懇親会】 飲食代3,500円(希望者のみ)

詳細はこちら
http://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/toranomon/professional-meeting/1189180_2847.html


★「2011特許情報フェア&カンファレンス」のお知らせ

 本年も、最新の特許・情報と知的財産関連の新製品・新技術情報を一堂に網羅する、
我が国最大の専門見本市「特許情報フェア&カンファレンス」が以下日程で開催されます。

・日程:11月9日(水)~11日(金)10:00-17:00
・会場:科学技術館(東京・北の丸公園)

弊社TechnoProducer株式会社は、本年も出展いたします。是非会場でお会いしましょう。

詳細は以下URLにてご確認ください。
http://www.business-i.net/event/pif/


★「知的財産マネジメント研究会(Smips)」
次回は11月12日(土)です。

予定詳細は、後日以下URLにて告知されます。
http://www.smips.jp/


★市場を支配し、高収益を産むための「先読み」「先回り」「先取り」戦略
~高収益企業クアルコムに学べ!バリューチェーンを支配し10年先まで勝つ方法~

 本セミナーでは、携帯端末用通信モジュールで圧倒的なシェアと高収益を誇るクアルコムの
事例を中心に、長期間にわたり高収益を確保するために必要な戦略の立て方のほか、従来の
経営学のフレームワーク(3C、5Fなど)に知財戦略を組み込み、具体的な活動に落としこむ
ための考え方を紹介する。
 また、知的財産を活用した「ビジネス・エコシステム」の創造、強化戦略についても、事例を
取り上げて説明する。

・日時:12月13日(火) 12:30~16:30
・場所:江東区産業会館 第1会議室 【東京・江東区】
http://www.rdsc.co.jp/maps/g.html
・主催:R&D支援センター

詳細、お申し込みはこちら。
http://www.rdsc.co.jp/seminar/111204.html



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■企業活動における知財マネジメントの重要性―クローズドとオープンの観点から
〔研究会報告〕コンピュータ産業研究会 2009 年12月9日より

これからしばらく、皆様と一緒に、赤門マネジメント・レビュー9巻6号(2010年6月)
に掲載されました題記講演録を、読み進めていきたい。

全文は、以下からDLできます。
http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR9-6.html

今回は、「2. 知財戦略の変化―クローズドとオープンの観点から」の「(2)効率の良い
知財マネジメント―パテントポートフォリオ」の後半を読んでみたい。


菅田氏は、現在の企業では数多くのアイデア提案がされているが、それら全てを特許化
することは、コストの点で非現実的であるとし「効率的な特許化」が必要、としている。

「企業内のアイデアを有効に守るためには、そのアイデアを適切に分類し、コストを最小限
に抑えながら、効率的に特許化して自社技術を守る必要があります。」

では、どのように分類するのか?

「企業は技術を、他社到達可能性、技術重要度の2軸で評価し、「①特許出願しない」、
「②ノウハウとして管理する」、「③特許出願する」、のいずれかに決める必要があります
(図 12)。」

彼は、「他社到達可能性」と「技術重要度」の2軸での整理になると、明確に述べている。
そして、特許出願すべきアイデアについて、以下のような判断基準を示している。

「技術重要度をある程度もち、かつ他社到達可能性が高い技術は、特許出願しなければ
なりません。」

他社がやりそう(もしくは「やれそう」)であるかどうか、というのが特許取得の重要な
判断基準になるわけです。


次回も続きを読んでいきます。



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『天才とは、ただ、努力の継続をできる人のことをいう』 E・ハバード

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★コラム:ビジネスと知財
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php
▼周りの方に、ご紹介ください。コピー、転送大歓迎。
▼メールアドレス変更、配信停止は、mail@techno-producer.comまで。
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テーマ : ビジネス
ジャンル : ビジネス

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.85

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.85
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■■    TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.85

    
 配信数:約5700 配信実績:2008年8月19日より隔週発行 
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■10月以降の関連イベント

●今回のトピック
・書籍紹介:「知的財産戦略」丸島儀一著
・若手知財担当者向け「知財戦略勉強会」のお知らせ
・立命館大学「発明講義」今年も開催

★HP http://www.techno-producer.com/

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●「現にここにいるこの私自身が、真実を測る尺度であり、判断基準なのだ」
-ゲーテ
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また、弊社の技術者向け知財教育カリキュラムの抜粋を、コラムにしております。
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///////10月以降の関連イベント情報///////


★日米知財裁判カンファレンス
 日米の知財専門家、裁判官による各種ディスカッション、模擬法廷が開催されます。

・日時 10月26日(水)、27日(木)
・会場 ホテルオークラ東京

詳細、お申し込みはこちら。
http://www.ilcc.com/judicial_conference/program_ja.html


★「2011特許情報フェア&カンファレンス」のお知らせ

本年も、最新の特許・情報と知的財産関連の新製品・新技術情報を一堂に網羅する、
我が国最大の専門見本市「特許情報フェア&カンファレンス」が以下日程で開催されます。

・日程:11月9日(水)~11日(金)10:00-17:00
・会場:科学技術館(東京・北の丸公園)

弊社TechnoProducer株式会社は、本年も出展いたします。是非会場でお会いしましょう。

詳細は以下URLにてご確認ください。
http://www.business-i.net/event/pif/


★「知的財産マネジメント研究会(Smips)」
次回は11月12日(土)です。

予定詳細は、後日以下URLにて告知されます。
http://www.smips.jp/


★市場を支配し、高収益を産むための「先読み」「先回り」「先取り」戦略
~高収益企業クアルコムに学べ!バリューチェーンを支配し10年先まで勝つ方法~

 本セミナーでは、携帯端末用通信モジュールで圧倒的なシェアと高収益を誇るクアルコムの
事例を中心に、長期間にわたり高収益を確保するために必要な戦略の立て方のほか、従来の
経営学のフレームワーク(3C、5Fなど)に知財戦略を組み込み、具体的な活動に落としこむ
ための考え方を紹介する。

・日時:12月13日(火) 12:30~16:30
・場所:江東区産業会館 第1会議室 【東京・江東区】
http://www.rdsc.co.jp/maps/g.html
・主催:R&D支援センター

詳細、お申し込みはこちら。
http://www.rdsc.co.jp/seminar/111204.html



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■「知的財産戦略」丸島 儀一著 ~ ついに発刊 

「知財界の巨人」丸島氏による知財戦略の本が、ついに上梓された。前半は氏の口癖
「技術の思想化」「攻めの権利」「守りの権利」の話。後半は「契約」「標準化」
「アライアンス」そして「訴訟」。知的財産が関わる領域すべてを網羅した大著。

知的財産の担当者は勿論、すべての技術者に読んで欲しい本である。

技術者向けの知財教育サービスを提供する、という弊社の立場からは、以下の部分が非常に
印象的であった。少し長いが、引用させていただく。


「研究開発は、知財形成で集結するという意識を植え付ける。・・・企業の研究開発が完結
するのは、その成果を知的財産として確保したときである。」

「知財部門が行うべき仕事の一つに、研究開発部門の人たちに対し知財センスを身につける
よう働きかけることがある。・・・権利情報を技術情報に転換する能力と発明を思想化する
能力のことを指す。」

「「権利情報を技術情報に転換する能力」というのは、特許を読み、そこに表されている
発明の本質を見抜き、それを別の手段で置き換える能力のことである。「第三者権利を超越
する能力」ということもできる。・・・技術情報を参考資料とし、独自の技術を生み出すこと
もできるし、同じ思想を最新の技術に置き換えることもできるようになる。」

「先行特許がたくさんあるからといって、そのテーマをあきらめるのは、素直だが企業では
役に立たない。先行特許の真似をして研究を進めれば、要領よく結果は出せるが、これでは
事業化できない。企業が期待するのは、先行特許の壁を超越して開発することである。」

「知財センスの二つ目の「発明を思想化する能力」とは、自分の発明をよりよい権利につな
げていく能力のことである。」


是非、ご一読を。



★若手知財担当者向け「知財戦略勉強会」開催のお知らせ

弊社では上記「知的財産戦略」をテキストに、若手知財担当者が知財戦略について学ぶ「勉強会」
を定期開催いたします。参加ご希望の方、ご興味お持ちの方は以下までご連絡ください。折り返し
担当から、詳細につき連絡いたします。

・連絡先 info@techno-producer.com 秋好(あきよし)まで



★立命館大学「発明講義」本年度も開始~今年はどのような発明が?

2011年度後期の「マーケティングリサーチ」講義として、今年も弊社楠浦の「発明講義」が
始まりました。全15回の講義で、特許検索、特許情報分析、それを踏まえた「権利化できる」
発明の創出を行います。徹底した情報分析と論理的思考により、確実にブレークスルーを行う
能力を身につけ、方法論をマスターすることを、最終目的とします。今年も3回生を中心に
40名程の学生が取り組んでいます。

発明テーマは、昨年同様「新しい靴を考える!」です。昨年は1件、そのまま商品化出来る
ような、素晴らしい発明がありました。先行技術をしっかり調べ、それを「超える」ことを
明確に意識して発明活動に取り組めば、斬新かつ実現可能性の高い発明が創出できることを、
多くの大学生に実感、実証してもらいました。

今年はどのような発明が飛び出すでしょうか?

乞うご期待。



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★コラム:ビジネスと知財
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テーマ : ビジネス
ジャンル : ビジネス

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.84

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.84
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■■    TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.84


配信数:約5700 配信実績:2008年8月19日より隔週発行
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■10月以降の関連イベント
●今回のトピック~企業活動における知財マネジメントの重要性
★HP http://www.techno-producer.com/

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●「戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ」三枝 匡

「アメリカの強み、それは「プロ」の育成ができていること。個人が若い
うちからリスクを背負い、冷や汗をかきながら経営経験を積む機会がある。」
とする著者の経験が詰まった、充実のケーススタディ。実話に基づくものと
いうことで、読み物としてもとても面白い。

①経営資源投下におけるリターン
②時間管理
③選択と集中
④市場のライフサイクルにあてはめて予測
⑤長期の競争力向上
⑥言語明瞭な無能力者(いわゆる「評論家」)の排除
⑦目標と現実のギャップを埋める具体的手法(つまり「具体論」)
⑧セグメンテーション:客を知っているか。目的に合致しているか。
本当に売りたい顧客はどこか。ターゲットの共有=コミュニケーションの手段。
⑨しつこいフォロー:進捗の管理、「見える」化
⑩「あそび」=余裕も必要

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また、弊社の技術者向け知財教育カリキュラムの抜粋を、コラムにしております。
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ご一読ください。

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///////10月以降の関連イベント情報///////

★「知的財産マネジメント研究会(Smips)」
 今回の「全体セッション」では 、「米国特許法改正後の仮出願、タイムスタンプを活用した
新しい出願戦略」と題してご講演いただきます。

・日時:10月8日(土) 13:00-18:30(出入り自由)
 全体セッションは、15:00-16:30
・全体セッションのテーマ:米国特許法改正後の仮出願、タイムスタンプを活用した新しい出願戦略
・講師:粕川敏夫様(メキキ・クリエイツ株式会社 常務取締役、弁理士)
 (特許戦略工学分科会による企画です)

詳細は以下URLより。お申し込みは不要です。
http://www.smips.jp/#


★日中大学フェア~世界に羽ばたく中国の大学との新たなパートナーシップの構築に向けて
 日中の出展大学がブース展示によりそれぞれの大学交流、研究交流、産学連携、人材交流、
留学 促進に係る活動を出展、紹介する「フェア」と、日中の大学、産業界などのトップレベル
の方々による講演とパネルディスカッションを行う「フォーラム」からなる、題記イベントが
開催されます。

・日 時:10月9(日)~11日(火)
・場 所:池袋サンシャインシティ

詳細、お申し込みはこちら。
http://sino-japan.univff.com/


★「特許情報分析を用いた技術マーケティング・応用用途探索~実事例と実演を交えた手法~」

 弊社楠浦が、以下日程にてセミナーで講師を努めさせて頂きます。特許情報分析、技術シーズの
実用化、の具体的手法及び事例を紹介致します。特許情報を徹底活用する手法を、この機会にぜひ
学んでください。

・日時:10月18日(火) 12:30~16:30
・場所:商工情報センター カメリアプラザ 9F 第2研修室 【東京・江東区】
http://www.rdsc.co.jp/maps/u.html
・主催:R&D支援センター

詳細、お申し込みはこちら。
http://www.rdsc.co.jp/seminar/111026.html


★日米知財裁判カンファレンス
 日米の知財専門家、裁判官による各種ディスカッション、模擬法廷が開催されます。

・日時 10月26日(水)、27日(木)
・会場 ホテルオークラ東京

詳細、お申し込みはこちら。
http://www.ilcc.com/judicial_conference/program_ja.html


★市場を支配し、高収益を産むための「先読み」「先回り」「先取り」戦略
~高収益企業クアルコムに学べ!バリューチェーンを支配し10年先まで勝つ方法~

 本セミナーでは、携帯端末用通信モジュールで圧倒的なシェアと高収益を誇るクアルコムの
事例を中心に、長期間にわたり高収益を確保するために必要な戦略の立て方のほか、従来の
経営学のフレームワーク(3C、5Fなど)に知財戦略を組み込み、具体的な活動に落としこむ
ための手法と考え方を紹介する。

・日時:12月13日(火) 12:30~16:30
・場所:江東区産業会館 第1会議室 【東京・江東区】
http://www.rdsc.co.jp/maps/g.html
・主催:R&D支援センター

詳細、お申し込みはこちら。
http://www.rdsc.co.jp/seminar/111204.html


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■企業活動における知財マネジメントの重要性―クローズドとオープンの観点から
〔研究会報告〕コンピュータ産業研究会 2009 年12月9日より

これからしばらく、皆様と一緒に、赤門マネジメント・レビュー9巻6号(2010年6月)
に掲載されました題記講演録を、読み進めていきたい。

全文は、以下からDLできます。
http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR9-6.html

今回は、「2. 知財戦略の変化―クローズドとオープンの観点から」の「(2)効率の良い
知財マネジメント―パテントポートフォリオ」を読んでみたい。


ここでは、自社技術を守るという観点からの特許出願について、何を出願し何を出願しないのか
その判断基準について述べられている。最終的には「訴訟に耐えうる権利が取れるのか」という
ところまで話が及んでいるが、まずは基本的なところから、非常に丁寧に書かれている。


「まず、技術は知財的観点から大きく二つに分けられます。それは、「検証可能で権利行使
できる技術」と「検証・権利行使が難しい技術(ノウハウなど)」です。検証可能で権利
行使できる技術は、特許で参入障壁を構築することで守ることができます。重要なのはビ
ジネスにかかわる国(生産国・流通拠点国・市場国) に合わせた特許権を確保し、必要な
ら権利行使を行い、事業と技術を守ることです。」


出願すべきかどうかは「検証し、権利行使ができるかどうか」で決まる、としている。
たしかに、権利行使できない権利を取得することは無意味なので、この基準は明快である。
では、検証・権利行使できない技術、アイデアはどうなるのか。


「検証・権利行使が難しい技術はブラックボックス化することで守ることができます。ブラック
ボックス戦略とは特許出願をせず、トレードシークレット(営業秘密) で守ることです。<中略>
ブラックボックス戦略を選択するときに、考慮すべき要件は何でしょうか(図10)。それは、秘密
管理制、有用性、非公知性の三つです。中でも特に秘密管理制と非公知性の二つを維持することは
非常に難しいと言われていますが、ブラックボックス戦略は侵害発見の困難な技術(生産技術など)
に有効です。」


それらは「営業秘密」として管理されることになる。ただ、この場合には「他社が出願するリスク」
が存在するため「先使用権」の確保が重要となる。


「もちろん、侵害を想定し、先使用権を主張できるだけの準備が必要であり、公証人制度やタイム
スタンプの活用がその例に当たります。」


何をどう守るか、について非常にわかりやすく説明されている。

次回は、この判断基準も含めた「知財のポートフォリオ管理の考え方」についてまとめられている
後半部分を読んでいく。



」」」」」」」」」」」
「想像」し「創造」する。

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