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TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.94

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.94
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■■    TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.94


配信数:約6000 配信実績:2008年8月19日より隔週発行
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■3月以降の関連イベント

●今回のトピック
・発明塾式思考法第一回~「進歩性」

★HP http://www.techno-producer.com/
★発明塾~未来のエジソンを育てます http://edison-univ.blogspot.com/
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●注目記事~知財・標準化・経済関連レポート
今回は、少し趣向を変えまして、最近発表された気になるレポートを。

・「スマートハウス標準化検討会~中間とりまとめ」
http://www.meti.go.jp/press/2011/02/20120224007/20120224007-2.pdf
知財とは切っても切り離せない標準化。スマートハウス関連の動向に注目。

・「中国における特許・実用新案に係るリスクについて」
http://mitsui.mgssi.com/issues/report/r1202q_yamauchi.pdf
中国における知財リスクに関する記事。

・「知財に気づき経営に活かす~問診票を活用した知財への“気づき”と
その有効活用事例」
http://www.hkd.meti.go.jp/hokip/20120217/index.htm
中小企業における知財戦略とその実践についての事例集。

・「転換進む韓国成長モデル~輸出主導型から新興国連動型へ」
http://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/research/pdf/5940.pdf
隣国韓国は、対外直接投資から収益を得る仕組みに転換しつつある。

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本メールマガジンは、エンジニアの方々、知財担当者、教育担当者の
方々にちょっとしたお役立ち情報を届けます。
・バックナンバー http://technoproducer.blog84.fc2.com/

お申し込みは、mail@techno-producer.comまで。


また、弊社の技術者向け知財教育カリキュラムの抜粋を、コラムにしております。
知財部で人材育成にあたられている方、技術者の方、若い部下をお持ちの方、ぜひ
一読ください。

★コラム:ビジネスと知財
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php


お知り合いの方、知財部門の方、技術者の方、企画部門・人事教育部門の方に、
是非ご転送、ご紹介下さい!

お願いします!!!

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★★★『営業スタッフ向け』知財eラーニング リリースキャンペーン開催中!★★★
この度、すでに多くのお客さまにご利用いただいております「知財eラーニング」に
新たなコースが加わりました。

新コースは『営業スタッフ』の方を受講対象とし、
・知財情報を営業活動に積極的に活用する
・営業活動での知財トラブルを予見し回避する
ことを学び、高い知財マインドを持った営業スタッフの育成を図るものです。

リリースを記念したキャンペーンを開催いたしますので、この機会にぜひご活用ください。
全社的知財活動のきっかけにしていただければ幸いです。

詳細はこちら。
http://www.techno-producer.com/docs/campaign120117.pdf

ご質問等、お問い合わせは以下までぜひご連絡ください。
・連絡先 info@techno-producer.com



★★★ 【定期開催中】「若手知財担当者向け知財戦略勉強会」 ★★★

現在弊社では、丸島儀一氏の「知的財産戦略」をテキストに、若手知財担当者が
知財戦略について学ぶ「知財戦略勉強会」を定期開催しております。
相互に成長、発展する場を目指して、参加者間で活発に議論を行なっています。

毎月第四金曜日の19:00~21:30、東京都内での開催です。

参加ご希望の方、ご興味お持ちの方は以下までご連絡ください。
折り返し担当者から、詳細につき連絡いたします。

・連絡先 info@techno-producer.com 秋好(あきよし)まで



★★ 弊社主催「知財教育相談会」~知財教育の課題とその解決~開催 ★★

いまや、知財活動には経営層から技術者まで、全員の協力が必要な時代であり、その
成否は事業活動に大きな影響を及ぼします。しかし、知財活動を推進する上で、
知財教育に課題を感じている、という声を多くの知財教育担当者の方から伺います。
『知財教育相談会』では、効果的なカリキュラム構築や実績のある知財教材を例として
取り上げ、事業活動に寄与する知財教育について議論します。

企業の『知財教育推進担当者』、『人事部門』、『企画部門』の皆様のご参加を、心より
お待ち申し上げます。

・3月23日(金)「R&D人材を対象とした体系的知財教育カリキュラムの構築」、
        「技術契約の基礎教育」
・4月26日(木)「発明者向けの特許情報検索教育」、「発明者の特許性判断スキル養成」

いずれも東京開催となっております。

詳細、お申込みは以下URLをご参照ください。
http://www.techno-producer.com/docs/tpc_kyoikusodan_1202.pdf




★★★ 弊社主催 第2回 知的財産戦略セミナーのご案内 ~エジソンを育てる~ ★★★

【タイトル】「パテントマップを経営戦略に役立てる」~パテントマップの具体的な活用事例~

今回は「経営戦略の三位一体を実現するための特許情報分析とパテントマップ作成入門」の著者と
しても著名な知財アナリスト 野崎篤志 氏より、企業の経営戦略立案に役立つパテントマップとは
どのようなものなのか、具体的な事例を交えてお話頂きます。企業経営にパテントマップを活かし
たいとお考え中の知財部門、事業部門、開発部門の方は、ぜひご参加ください。

また、セミナー終了後は「名刺交換会」を兼ねた懇親会がございます。情報交換の機会として、
ぜひご活用ください。

・講演者:野崎篤志氏(知財アナリスト)
 著書「経営戦略の三位一体を実現するための特許情報分析とパテントマップ作成入門」他、
@IT MONOistに「自社事業を強化する! 知財マネジメントの基礎知識」(連載終了)、
「知財コンサルタントが教える業界事情」(現在連載中)を連載するなど、パテントマップや
知財戦略に関する著作、連載記事多数。

・日程:4月13日(金)14:30~16:30(17:00~名刺交換会)
・場所:航空会館(東京都港区新橋) http://www.kokukaikan.com/tizu.htm

・定員:30名(席に限りがございますので、早めのお申し込みをお願いいたします)
・参加費:無料(名刺交換会:3千円)

詳細、お申込みは以下URLをご参照ください。
http://www.techno-producer.com/docs/tpc-chizai-002.pdf

ご質問、お問い合わせは以下まで。
mail: tpc-chizai@techno-producer.com



///////3月以降の関連イベント情報///////


★JETRO「東南アジア知財ネットワーク」の設立について
 イベントではありませんが、ジェトロより 2012年3月、東南アジアで広く活動する
日本企業の知財活動を支援する場として、「東南アジア知財ネットワーク」を設立する
旨の発表がございましたので、皆様と共有させて頂きます。

詳細・お申し込みは以下URLより。
http://www.jetro.go.jp/news/releases/20120221401-news


★財団法人神奈川科学技術アカデミー主催「KAST知的財産セミナー」

「知財はビジネスの主役に ~知的財産の基礎から経営に活かす知財活用術まで~」

KAST(財団法人神奈川科学技術アカデミー)にて、知的財産の基礎知識から経営に
活かす活用術までを解説する「知的財産セミナー①」が無料開催されます。

講師は、山口大学 知財部門長 佐田 洋一郎 氏です。

・日時 :3月2日(金) 9:00~12:00 (受付 8:30~)
・主催 :財団法人神奈川科学技術アカデミー、神奈川県
・会場 :かながわサイエンスパーク(KSP)西棟7階 701会議室
・講師 :国立大学法人山口大学 知財部門長 佐田 洋一郎 氏
・定員 :50名程度(申込み先着順)
・参加費 :無料

詳細・お申し込みは以下URLより。
http://www.newkast.or.jp/event/event_120302.html#cv1

なお、佐田氏による「進歩性」に関する非常にわかりやすい解説が記事になっており、
ご参考までに、本メルマガ末尾に掲載いたします。


★技術者・研究者が押さえておくべき「特許情報の解読・共有・活用ノウハウ」
~メーカーがより効率的に情報を活用し、収益を得るために~【演習つき】

本講座では、弊社が顧客ヒアリングを通じて開発・活用している「営業担当でも
一目で分かる特許要約シート」のテンプレートを利用して、「技術者が特許情報
(特許公報)を効率的に読む方法」と「その内容を誰でも分かる&仕事に活用
できる資料にまとめる方法」を学習し、その活用術を身につけていただきます。

・日時:3月22日(木) 12:30-16:30
・会場:[東京・新宿]新宿エルタワー22階RYUKA知財ホール

<セミナー内容>
1.技術者が特許情報を活用できない理由
 1)20社以上の知財担当者にヒアリングして分かった、技術者の特許情報活用の現状
 2)技術者が特許情報を活用できない2つの理由

2.特許要約シート
 1)特許公報の中で技術者が読むべき項目、読まなくてよい項目
 2)技術者が知るべき情報をまとめた「簡単!特許要約シート」
 3)目的に合わせた3種類の特許要約シート
 4)特許要約シートの作成手順
 5)特許要約シートの作成演習
  ※実際に受講者の方々に作成いただきます。

3.特許要約シートの運用事例と活用事例
 1)どんな会社も無理なく導入できる運用事例
 2)技術者以外も積極活用?あるお客様の活用事例


お申込み等詳細は、以下ご参照ください。
http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC120317.php



★高収益企業クアルコムに学ぶ、材料メーカー・部品メーカーが10年先まで勝つ手法
~市場を支配し、高収益を産むための「先読み」「先回り」「先取り」戦略~

次回は3月28日となっております。

お申込み等詳細は、以下ご参照ください。
http://www.ebrain-j.jp/pamph201203/ISSEC1101-120329_70Z_sakiyomi.pdf




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■発明塾式思考法第一回~「進歩性」

弊社主催の発明塾で、大学生に発明を指導する際に、学生がぶつかる大きな壁の一つが
「進歩性」。何が「特許になる」アイデアなのか、ということを知らずして発明は
できないため、この部分の理解のためにある程度の時間を割くことにしています。

その際に利用しているテキストの一つが、3月2日にKASTにてセミナーを実施される(詳細は
「イベント情報」の欄をご参照ください)山口大学 知財部門長 佐田 洋一郎 氏 の記事。
大学知財の・・・と書かれていますが、大学関係者以外にも大変参考になる記事です。

・記事 http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/sangaku/08100123.htm
(オリジナルは 財団法人経済産業調査会 知的財産情報センター 「知財プリズム」)

この分割版3 P25 にある図29・図31が、進歩性の本質を端的にまとめた内容になっています。

「構成の実現の困難性」、「効果の顕著性」、「目的の意外性」

この3つに目を配ることで、意外な発明が特許になることが理解できますし、さらに進んで、
特許になる発明を意識的に創出することができます。事業を守り、事業を強くするためには、
戦略的な特許網の構築が不可欠であり、それに必要なのが「発明の創出」「権利の創出」。

その第一歩は「何が特許になる発明なのか」を理解することから始まります。進歩性の理解は
戦略的知財活動を支える土台、いわばOSなのです。

発明塾では、これに更にいくつかのポイントを加えて、進歩性についてしっかりと考えて
もらうようにしています。

弊社「知財教育相談会」でも「進歩性」について取り上げています。
http://www.techno-producer.com/docs/tpc_kyoikusodan_1202.pdf


・発明塾~未来のエジソンを育てます
http://edison-univ.blogspot.com/



■知的財産学習用DVDの紹介~「知的財産概論と情報検索」「現場感覚を反映した著作権」

山口大学 技術経営研究科 木村友久教授による知的財産の講義がDVDになりました。
実際の事例を交えて、楽しく学べるDVDになっています。

例えば「知的財産概論と知的財産情報検索」では、あの有名な「くるりんポイ」排水口を
取り上げ、

・関連する特許にどのようなものがあるか
・類似、競合商品とその特許
・開発の経緯はどの様になっているのか、課題はなにか

など、実際の特許を調べ、一つ一つ読み解いて行きます。中小企業での知財の活用事例
なども分かりやすくとりあげられており、中小企業の経営者、士業の方にも参考になる
でしょう。

もちろん、「知的財産とは」「特許とは」という基礎的な内容からすべて網羅されている
ため、初学者、若手技術者でも安心して学ぶことが出来ます。


また「現場感覚を反映した著作権」では、一見複雑な著作権の各内容を分かりやすく
解説した上で、GPL問題や音楽に関する事例などを、実務の観点から幅広く取り上げた、
まさに「現場感覚」で実務的な教材になっています。

詳細、お問い合わせ、お申し込みは、以下。
http://www.techno-producer.com/docs/yamaguchi_dvd_101116.pdf



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「妥協は誰にでもできる」ダルビッシュ有

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★コラム:ビジネスと知財
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php
▼周りの方に、ご紹介ください。コピー、転送大歓迎。
▼メールアドレス変更、配信停止は、mail@techno-producer.comまで。
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テーマ : ビジネス
ジャンル : ビジネス

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.93

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.93
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■■    TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.93


配信数:約6000 配信実績:2008年8月19日より隔週発行
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■2月以降の関連イベント

●今回のトピック
・企業活動における知財マネジメントの重要性~最終回

★HP http://www.techno-producer.com/

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●今週の一冊 「進化しすぎた脳」池谷 裕二

1.脳は体が決めている。
 ご存じの通り、脳の機能は体の部位と一対一対応した部分に局在化している。
体がなければ脳は発達しない。動作と結びつけることで(例えば筆記)記憶が
増強され、習熟するのもこれが理由。

2.あいまいなのは脳のせい
 人間があいまいなのは、脳のミクロ構造に起因する。脳の神経細胞回路は柔軟で、
そこに流れる信号により強化されたり弱められたりする。だから学習には繰り返しが
必要なのである。

結局は「繰り返しと実践」に尽きるようです。

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本メールマガジンは、エンジニアの方々、知財担当者、教育担当者の
方々にちょっとしたお役立ち情報を届けます。
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また、弊社の技術者向け知財教育カリキュラムの抜粋を、コラムにしております。
知財部で人材育成にあたられている方、技術者の方、若い部下をお持ちの方、ぜひ、
ご一読ください。

★コラム:ビジネスと知財
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php


お知り合いの方、知財部門の方、技術者の方、企画部門・人事教育部門の方に、是非ご転送、
ご紹介下さい!

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★★★『営業スタッフ向け』知財eラーニング リリースキャンペーン開催中!★★★
この度、すでに多くのお客さまにご利用いただいております「知財eラーニング」に
新たなコースが加わりました。

新コースは『営業スタッフ』の方を受講対象とし、
・知財情報を営業活動に積極的に活用する
・営業活動での知財トラブルを予見し回避する
ことを学び、高い知財マインドを持った営業スタッフの育成を図るものです。

リリースを記念したキャンペーンを開催いたしますので、この機会にぜひご活用ください。
全社的知財活動のきっかけにしていただければ幸いです。

詳細はこちら。
http://www.techno-producer.com/docs/campaign120117.pdf

ご質問等、お問い合わせは以下までぜひご連絡ください。
・連絡先 info@techno-producer.com



★★★ 【定期開催中】「若手知財担当者向け知財戦略勉強会」 ★★★

現在弊社では、丸島儀一氏の「知的財産戦略」をテキストに、若手知財担当者が
知財戦略について学ぶ「知財戦略勉強会」を定期開催しております。
相互に成長、発展する場を目指して、参加者間で活発に議論を行なっています。

毎月第四金曜日の19:00~21:30、東京都内での開催です。

参加ご希望の方、ご興味お持ちの方は以下までご連絡ください。
折り返し担当者から、詳細につき連絡いたします。

・連絡先 info@techno-producer.com 秋好(あきよし)まで



★★ 弊社主催「知財教育相談会」~社員にいかにして知財に興味をもたせるか?開催 ★★

企業の知財教育推進担当者、人事部門、企画部門を対象とした『知財教育相談会』を開催しております。

いまや、知財活動には経営層から技術者まで、全員の協力が必要な時代となっています。必要である
にも関わらず敬遠されがちな知財教育について、いかに知財に興味をもたせるか、効果を最大化する
教育のポイントについて、具体的な成功事例を紹介いたします。

皆様のご参加を、一同心よりお待ちしております。

・2月28日(火)「知財教育におけるEラーニング活用」、「営業人材向け知財教育の重要ポイント」
・3月23日(金)「R&D人材を対象とした体系的知財教育カリキュラムの構築」、「技術契約の基礎教育」

いずれも東京開催となっております。

詳細、お申込みは以下URLをご参照ください。
http://www.techno-producer.com/docs/tpc_kyoikusodan_1201.pdf



★★★ 弊社主催 第2回 知的財産戦略セミナーのご案内 ~エジソンを育てる~ ★★★

【タイトル】「パテントマップを経営戦略に役立てる」~パテントマップの具体的な活用事例~

今回は「経営戦略の三位一体を実現するための特許情報分析とパテントマップ作成入門」の著者と
しても著名な知財アナリスト 野崎篤志 氏より、企業の経営戦略立案に役立つパテントマップとは
どのようなものなのか、具体的な事例を交えてお話頂きます。企業経営にパテントマップを活かしたい
とお考え中の知財部門、事業部門、開発部門の方は、ぜひご参加ください。

また、セミナー終了後は「名刺交換会」を兼ねた懇親会がございます。情報交換の機会として、
ぜひご活用ください。

・講演者:野崎篤志氏(知財アナリスト)
 著書「経営戦略の三位一体を実現するための特許情報分析とパテントマップ作成入門」他、
@IT MONOistに「自社事業を強化する! 知財マネジメントの基礎知識」(連載終了)、
「知財コンサルタントが教える業界事情」(現在連載中)を連載するなど、パテントマップや
知財戦略に関する著作、連載記事多数。

・日程:4月13日(金)14:30~16:30(17:00~名刺交換会)
・場所:航空会館(東京都港区新橋) http://www.kokukaikan.com/tizu.htm

・定員:30名(席に限りがございますので、早めのお申し込みをお願いいたします)
・参加費:無料(名刺交換会:3千円)

詳細、お申込みは以下URLをご参照ください。
http://www.techno-producer.com/docs/tpc-chizai-002.pdf

ご質問、お問い合わせは以下まで。
mail: tpc-chizai@techno-producer.com



///////2月以降の関連イベント情報///////


★第4回TEPIA知的財産学術国際交流会議
 「アジアの知財流通とビジネスチャンス」

日本知財学会と財団法人機械産業記念事業財団の共催にて、題記シンポジウムが開催されます。
本年の国際シンポジウムのテーマとしては、アジアの知財流通が取り上げられました。日本を
はじめ中国、韓国の各国から、知財流通に造詣の深いアカデミアと、実際に実務に携わっている
実務家の方々の講演となっています。

・日時:2月24日(金)10:00~17:10(開場 9:30)
・場所:財団法人 機械産業記念事業財団(TEPIA)ホール(東京都港区北青山2-8-44)
 http://www.tepia.jp/access/index.html
・内容:
 1)各国からのレポート
 2)Q&Aパネル
 3)総括
・主催:財団法人機械産業記念事業財団(TEPIA)、一般社団法人日本知財学会
・参加費:無料(事前申込制)

お申込み等詳細は、以下ご参照ください。
http://www.ipaj.org/symposium/2012/no4_tepia.html



★第11回JIPA知財シンポジウム「がんばろう日本、技術とブランドで創る未来!」

本年のシンポジウムでは、これまでの日本・日本企業の活動を振り返り、今後やるべきことを
確認して、「技術とブランドによる経営像とそこに活きる知財戦略の役割を見定め、新たな
未来を創るシナリオ」につき、討議があります。

・日時:2月24日(金) 9:45~17:40 ※受付開始9:00
・場所:東京国際フォーラム ホールC
 JR・地下鉄有楽町線有楽町駅より徒歩1分
 JR東京駅より徒歩5分
 http://www.t-i-forum.co.jp/function/map/index.html
・参加費:無料

お申込み等詳細は、以下ご参照ください。
https://www.jipa.or.jp/form/11sympo.html



★第12回知的財産管理技能検定
7月8日開催分(第12回)の申込受付が始まりました!

詳しくは以下。
http://www.kentei-info-ip-edu.org/



★技術者・研究者が押さえておくべき「特許情報の解読・共有・活用ノウハウ」
~メーカーがより効率的に情報を活用し、収益を得るために~【演習つき】

本講座では、弊社が顧客ヒアリングを通じて開発・活用している「営業担当でも
一目で分かる特許要約シート」のテンプレートを利用して、「技術者が特許情報
(特許公報)を効率的に読む方法」と「その内容を誰でも分かる&仕事に活用
できる資料にまとめる方法」を学習し、その活用術を身につけていただきます。

・日時:3月22日(木) 12:30-16:30
・会場:[東京・新宿]新宿エルタワー22階RYUKA知財ホール

<セミナー内容>
1.技術者が特許情報を活用できない理由
 1)20社以上の知財担当者にヒアリングして分かった、技術者の特許情報活用の現状
 2)技術者が特許情報を活用できない2つの理由

2.特許要約シート
 1)特許公報の中で技術者が読むべき項目、読まなくてよい項目
 2)技術者が知るべき情報をまとめた「簡単!特許要約シート」
 3)目的に合わせた3種類の特許要約シート
 4)特許要約シートの作成手順
 5)特許要約シートの作成演習
  ※実際に受講者の方々に作成いただきます。

3.特許要約シートの運用事例と活用事例
 1)どんな会社も無理なく導入できる運用事例
 2)技術者以外も積極活用?あるお客様の活用事例


お申込み等詳細は、以下ご参照ください。
http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC120317.php



★高収益企業クアルコムに学ぶ、材料メーカー・部品メーカーが10年先まで勝つ手法
~市場を支配し、高収益を産むための「先読み」「先回り」「先取り」戦略~

次回は3月28日となっております。

お申込み等詳細は、以下ご参照ください。
http://www.ebrain-j.jp/pamph201203/ISSEC1101-120329_70Z_sakiyomi.pdf




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■企業活動における知財マネジメントの重要性―クローズドとオープンの観点から
〔研究会報告〕コンピュータ産業研究会 2009 年12月9日より

これまで半年にわたり、皆様と一緒に、赤門マネジメント・レビュー9巻6号(2010年6月)に掲載され
ました題記講演録を、読み進めてまいりました。

全文は、以下からDLできます。
http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR9-6.html

今回は、いよいよ総括になります。


「知財をめぐる環境は1990 年を境に大きく変わっており、オープンの方向に向かって変化しています」

これはすでに皆様感じておられることでしょう。


「それでは、この状況の中、日本企業はどのように変化すべきでしょうか。本稿ではビジネスモデルの
違いに注目し、IBM とサムスン電子の「勝てるビジネスモデル」の特徴を論じてきました。」

その本質は何だったのか。勝てるビジネスモデルとは何か。ここでは「微分型ビジネスと積分型ビジネス」
が取り上げられています。


「微分型ビジネスとは、経済成長率に依存するビジネスです。例としては半導体製造用露光装置事業・
液晶ディスプレイパネル用露光装置事業など、設備投資依存型事業があげられます。それに対し、
積分型ビジネスとは、機器設置・システム構築・製品販売の後にも保守・運営・サービス提供・消耗品
提供などの収益源があるビジネスであり、社会インフラ構築、サービス提供、プリンタなどの消耗品事業
などがあげられます。IBM とサムスン電子は微分型ビジネスモデルではなく、積分型ビジネスモデルを
確立させたことにその成功の特徴があります」

やや唐突な印象もあるこの部分、知財マネジメントとのつながりはどうか。著者からの説明はないが、
やはりここにも「囲い込み」(クローズとオープン)思想との関連が見いだせるのではないだろうか?

今回は敢えてここで解説は終了とさせていただきたい。この謎は、皆様自身の手で読み解いていただき、
ぜひお会いする機会に、議論させていただきたい。

最後に、菅田氏の貴重な講演・話題提供に改めて感謝したい。キヤノンの知財活動の本質を垣間見るよい
資料ですので、是非皆様再度ご熟読ください。


次回からは、弊社が主催する「発明塾」で開発された様々な発明手法、日頃取り上げている参考文献等を
紹介したい。ご期待ください。

・「発明塾」 http://edison-univ.blogspot.com/


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「大国に特有の危険は、自らが創りだした偉大な制度や価値観を修正できない点にある」バジョット

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★コラム:ビジネスと知財
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テーマ : ビジネス
ジャンル : ビジネス

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.92

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.92
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●今回のトピック
・企業活動における知財マネジメントの重要性

★HP http://www.techno-producer.com/

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●今週の一冊
「勇気の出る経営学」米倉誠一郎

今週の一冊は、以前にも取り上げた本書を再掲したい。最近強く痛感
するのが以下の一文である。

『組織が学習するということは、結局その主体は個人である。<中略>
結局は学習する個人が追経験することで初めて学習できるのであって、
質の高い経験をする必要がある(野中郁次郎)』

質の高い「(追)体験」こそが、学習を支えるのである。通り一遍の
マニュアルや教材では、学習効果は上がらない。

日本の経営の強みを長らく研究してきた、野中氏ならではの視点。

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ご一読ください。

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http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php


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★★★『営業スタッフ向け』知財eラーニング リリースキャンペーン開催!★★★
この度、すでに多くのお客さまにご利用いただいております「知財eラーニング」に
新たなコースが加わりました。

新コースは『営業スタッフ』の方を受講対象とし、
・知財情報を営業活動に積極的に活用する
・営業活動での知財トラブルを予見し回避する
ことを学び、高い知財マインドを持った営業スタッフの育成を図るものです。

リリースを記念したキャンペーンを開催いたしますので、この機会にぜひご活用ください。
全社的知財活動のきっかけにしていただければ幸いです。

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★★★ 弊社主催「若手知財担当者向け知財戦略勉強会」開催 ★★★

現在弊社では、丸島儀一氏の「知的財産戦略」をテキストに、若手知財担当者が知財戦略に
ついて学ぶ「知財戦略勉強会」を定期開催しております。参加ご希望の方、ご興味お持ちの方は
以下までご連絡ください。折り返し担当者から、詳細につき連絡いたします。

・連絡先 info@techno-producer.com 秋好(あきよし)まで



★★★ 弊社主催「知財教育相談会」~社員にいかにして知財に興味をもたせるか?開催 ★★★

企業の知財教育推進担当者、人事部門、企画部門を対象とした『知財教育相談会』を開催いたします。

いまや、知財活動には経営層から技術者まで、全員の協力が必要な時代となっています。必要である
にも関わらず敬遠されがちな知財教育について、いかに知財に興味をもたせるか、効果を最大化する
教育のポイントについて、具体的な成功事例を紹介いたします。

皆様のご参加を、一同心よりお待ちしております。

・2月28日(火)東京開催 「知財教育におけるEラーニング活用」、「営業人材向け知財教育の重要ポイント」
・3月23日(金)東京開催 「R&D人材を対象とした体系的知財教育カリキュラムの構築」、「技術契約の基礎教育」

詳細、お申込みは以下URLをご参照ください。
http://www.techno-producer.com/docs/tpc_kyoikusodan_1201.pdf




///////2月以降の関連イベント情報///////


★ 「中国が知財大国になる日」に備える日本企業の戦略

「中国と知財」というと模倣品、海賊版、不正品の中国国外への輸出等のイメージが
未だに強いが、最近では特許訴訟で日本を含む外国企業が中国企業に負け始めており
状況が変化しています。
中国をはじめ新興国の知財事情、それに対して日本企業がどのように行動していけば
よいかについて取り上げた講演会です。

・日時:2月8日(水)15:00~18:45
・場所:神奈川県産業技術センター
・内容:講演会 (15:00~17:00)、交流会(名刺交換会、17:15~18:45)

お申込み等詳細は、以下ご参照ください。
http://www.kanagawa-iri.go.jp/info/H23/20120208-kouryu/20120208-kouryu.html



★「先読み」と「バリューチェーン特許戦略」で10年先まで勝つ方法

本セミナーでは、携帯端末用通信モジュールで圧倒的なシェアと高収益を誇るクアルコムの
事例を中心に、長期間にわたり高収益を確保するために必要な戦略の立て方のほか、従来の
経営学のフレームワーク(3C、5Fなど)に知財戦略を組み込み、具体的な活動に落としこむ
ための考え方を紹介する。
また、知的財産を活用した「ビジネス・エコシステム」の創造、強化戦略についても、事例を
取り上げて説明する。

知財における戦略的活動とは具体的に何であるのか、事業企画段階で知財でいかに先手を打つか、
といったことにご興味をお持ちの方はぜひ。

・日時:2月8日(水) 13:30~17:00
・場所SSK セミナールーム(東京都港区西新橋2-6-2 友泉西新橋ビル4F)

詳細、お申し込みはこちら。
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_12010.html



★2012 ライフサイエンス知財フォーラム開催!

本年度のライフサイエンス知財フォーラムは、産学官連携の現状、および、日本発の創薬
イノベーション活性化のために取り組むべき課題、をテーマに開催されます。

・日時:2月10日(金)13:00~17:25
・場所:経団連会館 国際会議場

お申込み等詳細は、以下ご参照ください。
http://www.jpma.or.jp/event/information/120210.html



★第4回TEPIA知的財産学術国際交流会議(2012年2月24日開催)
 「アジアの知財流通とビジネスチャンス」

日本知財学会と財団法人機械産業記念事業財団の共催にて、題記シンポジウムが開催されます。
本年の国際シンポジウムのテーマとしては、アジアの知財流通が取り上げられました。日本を
はじめ中国、韓国の各国から、知財流通に造詣の深いアカデミアと、実際に実務に携わっている
実務家の方々の講演となっています。

・日時:2月24日(金)10:00~17:10(開場 9:30)
・場所:財団法人 機械産業記念事業財団(TEPIA)ホール(東京都港区北青山2-8-44)
 http://www.tepia.jp/access/index.html
・内容:
 1)各国からのレポート
 2)Q&Aパネル
 3)総括
・主催:財団法人機械産業記念事業財団(TEPIA)、一般社団法人日本知財学会
・参加費:無料(事前申込制)

お申込み等詳細は、以下ご参照ください。
http://www.ipaj.org/symposium/2012/no4_tepia.html



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■企業活動における知財マネジメントの重要性―クローズドとオープンの観点から
〔研究会報告〕コンピュータ産業研究会 2009 年12月9日より

これからしばらく、皆様と一緒に、赤門マネジメント・レビュー9巻6号(2010年6月)に掲載され
ました題記講演録を、読み進めていきます。

全文は、以下からDLできます。
http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR9-6.html


前回は、サムスン電子の知財戦略とビジネス上の強み、について学びました。

今回は、「3. ビジネスモデルと知的財産」の「(2) サムスン電子の強いビジネスモデル」後半
を読みましょう。


後半は、サムスン電子のプリンタ事業について、その事業の変遷と特許に関して説明しています。
サムスン電子が参入しているのはカラーレーザプリンタ(カラーLBP)市場です。

「2005 年、2006 年にはHP 社が圧倒的なシェアを誇り、サムスン電子は他の企業と市場シェア
10%以下で争っていました。しかし、2007 年になってから、サムソン電子は大きな成長を成し遂げ、
他の競争相手を制し、2 位へと上昇しました。」


技術的には後発のサムスン電子は、事業面で巧みな提携戦略を取り、シェアを伸ばしています。

「技術面で後発だったサムスン電子は、世界的パソコン組み立て会社のデルと手を組み、企業向け
販売に注力しました。その後、LBPプリンタ市場で世界2 位にまで成長したサムスン電子は、続いて
アップルと手を組み、デザインを重視した戦略を持ち出し、世界1位を狙っています。」


では、特許戦略はどうでしょうか。

「サムスン電子の電子写真技術に関する、米国と中国への特許出願状況をみると、サムスン電子が
海外市場開拓のため、早い段階から布石をしてきたことがわかります。図28 から、2000 年代になる
と、サムソン電子の電子写真技術の韓国特許(サムスン電子にとって国内特許) 件数が急激に増加して
いることがわかります。つまり、サムスン電子が現在LBP 事業で大きく成長できたのは、先を読み取り、
10 年前から事業のための技術開発成果を特許出願し続けていたからということがわかります。」


先読みに基づき、長い時間をかけて開発と特許出願を蓄積していることがわかります。極めてオーソ
ドックスな戦略といえるでしょう。まさに「用意周到な事業参入戦略」です。

そしてその「先読み」は、緻密な特許情報分析に基づいているようです。

「サムスン電子は1990 年代後半に、日本公開特許のマクロ分析結果に基づいて「近未来事業構想」に
ついて議論しています。ここでは、先にどこを攻略すべきかとの事業化計画を立案した上で、関連技術
開発や、ライセンス契約などを結ぶビジネスモデルが検討されたようです。その近未来事業のひとつと
して、プリンタ事業も着目されていました。」


前回と今回で、サムスンの「勝てる戦略」について学びました。次回はいよいよ総括です。



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「今日すべきこと、必要なことを明確にしていますか」朝の9つの質問より

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★コラム:ビジネスと知財
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php
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