TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.96
TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.96
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■■ TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.96
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配信数:約6000 配信実績:2008年8月19日より隔週発行
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■3月以降の関連イベント
●今回のトピック
・「増大する中国文献」~世界の40%を占める中国特許
・「環境問題に早急に対処することが将来的なコストを回避する」
~OECD 環境アウトルック2050
★HP http://www.techno-producer.com/
★発明塾~未来のエジソンを育てます http://edison-univ.blogspot.com/
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●今週の一冊
先週の「発明塾式思考法」の続きを。先週の記事は以下ご参照ください。
http://technoproducer.blog84.fc2.com/blog-entry-107.html
・「BCG流経営者はこう育てる」菅野 寛 (著) 日経ビジネス人文庫 より
オリンピック選手のスキル習得法
1.「勝ちたい」と心から思う。自分自身の目標を、自分自身の理由で、自分の
心に設定する。
2.一度に一つのスキル。手なら手の動きに手中。
3.メカニズムを正しく理解する。「このようにすればうまく出来る」という
ことを頭で理解する。その上で、自分が納得できる練習方法を編み出す。
4.繰り返し、繰り返し練習する。
5.こまめにコーチにチェックしてもらい、変化成長を確認する。予想通りの
効果が出ていない場合には、原因究明と対策を行う。
6.練習を繰り返すことで、無意識にできるようになる。
7.次の対象を定めて、1.から行う。
スキル向上のポイントは「自分自身の目標を、自分自身の理由で」設定し、
「一回に一つ」集中して、「繰り返す」こと。
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本メールマガジンは、エンジニアの方々、知財担当者、教育担当者の
方々にちょっとしたお役立ち情報を届けます。
・バックナンバー http://technoproducer.blog84.fc2.com/
お申し込みは、mail@techno-producer.comまで。
また、弊社の技術者向け知財教育カリキュラムの抜粋を、コラムにしております。
知財部で人材育成にあたられている方、技術者の方、若い部下をお持ちの方、ぜひ
一読ください。
★コラム:ビジネスと知財
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php
お知り合いの方、知財部門の方、技術者の方、企画部門・人事教育部門の方に、
是非ご転送、ご紹介下さい!
お願いします!!!
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★★★『営業スタッフ向け』知財eラーニング リリースキャンペーン開催中!★★★
この度、すでに多くのお客さまにご利用いただいております「知財eラーニング」に
新たなコースが加わりました。
新コースは『営業スタッフ』の方を受講対象とし、
・知財情報を営業活動に積極的に活用する
・営業活動での知財トラブルを予見し回避する
ことを学び、高い知財マインドを持った営業スタッフの育成を図るものです。
リリースを記念したキャンペーンを開催いたしますので、この機会にぜひご活用ください。
全社的知財活動のきっかけにしていただければ幸いです。
詳細はこちら。
http://www.techno-producer.com/docs/campaign120117.pdf
ご質問等、お問い合わせは以下までぜひご連絡ください。
・連絡先 info@techno-producer.com
※なお、本キャンペーンは3月末日までとなっておりますので、早めのお申込みをお願い
いたします。
★★★ 【定期開催中】「若手知財担当者向け知財戦略勉強会」 ★★★
現在弊社では、丸島儀一氏の「知的財産戦略」をテキストに、若手知財担当者が
知財戦略について学ぶ「知財戦略勉強会」を定期開催しております。
相互に成長、発展する場を目指して、参加者間で活発に議論を行なっています。
毎月第四金曜日の19:00~21:30、東京都内での開催です。
参加ご希望の方、ご興味お持ちの方は以下までご連絡ください。
折り返し担当者から、詳細につき連絡いたします。
・連絡先 info@techno-producer.com 秋好(あきよし)まで
★★ 弊社主催「知財教育相談会」~事業に貢献できる人材を育てる~開催 ★★
いまや、知財活動には経営層から技術者まで、全員の協力が必要な時代であり、その
成否は事業活動に大きな影響を及ぼします。しかし、知財活動を推進する上で、
知財教育に課題を感じている、という声を多くの知財教育担当者の方から伺います。
『知財教育相談会』では、効果的なカリキュラム構築や実績のある知財教材を例として
取り上げ、事業活動に貢献できる知財教育について議論します。
企業の『知財教育推進担当者』、『人事部門』、『企画部門』の皆様のご参加を、心より
お待ち申し上げます。
・4月26日(木)「発明者向けの特許情報検索教育」、「発明者の特許性判断スキル養成」
東京開催となっております。
詳細、お申込みは以下URLをご参照ください。
http://www.techno-producer.com/docs/tpc_kyoikusodan_1202.pdf
★★★★★★★★★ 『大阪知財塾』のお知らせ ★★★★★★★★★
弊社代表取締役・弁理士の五丁龍志(4月より大阪工業大学知的財産学部客員准
教授兼務)が4月より大阪で弁理士試験突破を目指す勉強会をスタートします。
これまで2001年から10年超の受験機関(Wセミナー・TAC)での弁理士受験生指導
の経験を活かしつつ、中国・アジアが中心となる今後のビジネス界で通用する知
財専門家、実務家の育成を図る取り組みの第一弾としてスタートするものです。
・「大阪知財塾」HP
http://osakachizaijuku.seesaa.net/
個人の方を対象とした毎週土曜日開催の勉強会となりますが、本格的な学習の場
となりますので、知財の専門知識を習得したい方は、この機会にぜひご活用くだ
さい。
詳細は以下までお問い合わせください。
・連絡先 IP-seminar@techno-producer.com
★ 弊社主催 第2回 知的財産戦略セミナーのご案内 ~エジソンを育てる~ ★
4月13日 に予定しております第2回 知的財産戦略セミナー ですが、お陰様で
満席となりました。次回は6月末に予定しております、委細決定次第ご連絡申し上げ
ますので、次回もご参加をよろしくお願いいたします。
・ご参考)第2回 知的財産戦略セミナー 開催概要
http://www.techno-producer.com/docs/tpc-chizai-002.pdf
///////3月以降の関連イベント情報///////
★2012知的財産研究会プレセミナー「トヨタから見た知的財産マネジメント」
~モノづくり、技術で勝負する企業の知財活用~
研究開発によって生み出された発明や新技術をどのように事業資産に変換し、
いかにして収益に還元させていくのか…。トヨタの手法に学びましょう。
・日時:4月11日(水)15:00~17:00
・会場:大阪工業大学 梅田サテライトキャンパス(大阪市北区)
・主催:(社)大阪府工業協会、大阪工業大学知的財産学部
・後援:近畿経済産業局、大阪府
・定員:160名(先着順、定員になり次第締め切ります。)
※ 締め切り;4月6日(金)
お申込み等詳細は、以下ご参照ください。
http://www.oit.ac.jp/japanese/pr/pre2012.pdf
★高収益企業クアルコムに学ぶ、材料メーカー・部品メーカーが10年先まで勝つ手法
~市場を支配し、高収益を産むための「先読み」「先回り」「先取り」戦略~
携帯端末用通信モジュールで圧倒的なシェアと高収益を誇るクアルコムの事例を中心に、
「材料」「部品」メーカーが長期間にわたり高収益を確保するために必要な、戦略の立て方、
考え方を紹介します。
・日時:3月28日(水) 13:00-17:00
・場所:産業科学システムズ会議室(東京都千代田区富士見1-5-1)
お申込み等詳細は、以下ご参照ください。
http://www.ebrain-j.jp/pamph201203/ISSEC1101-120329_70Z_sakiyomi.pdf
////////////////////////////
■最新のニュースから~中国の知財動向、および環境問題に関する予測レポート
先週、HOTなエリアのニュースが2件飛び込んできましたので、予定を変更して紹介させて
いただきます。次回は予定通り「発明塾式思考法 第3回」をお送りします。
第2回はこちら→ http://technoproducer.blog84.fc2.com/blog-entry-107.html
★「増大する中国文献」~世界の40%を占める中国特許
中国からの特許出願が毎年急増していることは、すでに皆様よくご存知の通りであるが、
その結果として「世界の特許文献の40%が中国語」という状況になっていることは、
実はあまり知られていない。以下資料のPDF版のグラフ「世界の特許文献等」から、その
事実がわかる。ちなみに日本語特許文献は22%となっている。(以下資料において「
特許文献」には「実用新案」も含まれている)
・html版
http://www.meti.go.jp/press/2011/03/20120314003/20120314003.html
・PDF版
http://www.meti.go.jp/press/2011/03/20120314003/20120314003.pdf
この状況に対応するため、特許庁はまずは実用新案(過去10年分で100万件)を
対象に、日本語抄録・英語抄録を整備する、としている。政府としては、これらの情報
を整備し提供することで、日本企業の中国における「知財リスク」を低減することを
目指している。
<参考>
中国における知的財産権の出願件数動向は、2008年の時点で以下の通りとなっており、
年次推移としては5年で倍増するペースで件数が増加している。
(出典:「中国における実用新案制度の利用状況調査」
http://www.jetro-pkip.org/upload_file/2009051948988033.pdf )
・実用新案:約23万件
・発明特許(いわゆる「特許」):約29万件
・意匠:約31万件
★「環境問題に早急に対処することが将来的なコストを回避する」
~OECD 環境アウトルック2050
3月15日に『OECD環境アウトルック2050:行動を起こさないことの代償』が発表された。
本レポートは今後40年間の社会経済的傾向の最新予測を示し、それが気候変動、生物多様性、
水、環境汚染の健康被害という主要4分野におよぼす影響を明らかにしたものである。 世界
経済は2050年までにほぼ4倍に拡大すると予測されており。 生活水準が向上すると、エネ
ルギー、食糧、天然資源への需要も増加し、それがさらなる環境汚染につながる。
・HP
http://www.oecdtokyo.org/theme/envi/2012/20120315envoutlook2050.html
・プレゼン資料
http://www.oecdtokyo2.org/pdf/theme_pdf/enviroment_pdf/20120315env_slides.pdf
報告書によれば、水・空気といった基本的な「資源」が足りなくなるとしており、たとえば世界の
水需要は2050年までに50%以上増加する他、大気環境汚染についても、「浮遊粒子状物質」と
「地表近くオゾン」による健康被害が著しく増大する、という試算を示している。
(プレゼン資料のP6-8参照)
これらの報告内容は、各国の政府の政策立案にも少なからず影響を与え、規制や産業政策にも
反映される。問題が生じることは「機会を生み出す変化」であり、それに対する規制もまた、
イノベーションのきっかけとなる「変化」の一つである。予想される「変化」を、是非次の一手に
生かしていただきたい。
次回は再び「発明塾式思考法」を取り上げます。乞うご期待。
・世界を変える「発明塾」~若きエジソンを育てます!
http://edison-univ.blogspot.com/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「成果をあげるための秘訣を1つだけ挙げるならば、それは集中である。成果をあげる人は、
最も重要なことから始め、しかも一度に一つのことしかしない。」ドラッカー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★コラム:ビジネスと知財
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php
▼周りの方に、ご紹介ください。転送大歓迎。
▼メールアドレス変更、配信停止は、mail@techno-producer.comまで。
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■■ TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.96
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配信数:約6000 配信実績:2008年8月19日より隔週発行
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■3月以降の関連イベント
●今回のトピック
・「増大する中国文献」~世界の40%を占める中国特許
・「環境問題に早急に対処することが将来的なコストを回避する」
~OECD 環境アウトルック2050
★HP http://www.techno-producer.com/
★発明塾~未来のエジソンを育てます http://edison-univ.blogspot.com/
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●今週の一冊
先週の「発明塾式思考法」の続きを。先週の記事は以下ご参照ください。
http://technoproducer.blog84.fc2.com/blog-entry-107.html
・「BCG流経営者はこう育てる」菅野 寛 (著) 日経ビジネス人文庫 より
オリンピック選手のスキル習得法
1.「勝ちたい」と心から思う。自分自身の目標を、自分自身の理由で、自分の
心に設定する。
2.一度に一つのスキル。手なら手の動きに手中。
3.メカニズムを正しく理解する。「このようにすればうまく出来る」という
ことを頭で理解する。その上で、自分が納得できる練習方法を編み出す。
4.繰り返し、繰り返し練習する。
5.こまめにコーチにチェックしてもらい、変化成長を確認する。予想通りの
効果が出ていない場合には、原因究明と対策を行う。
6.練習を繰り返すことで、無意識にできるようになる。
7.次の対象を定めて、1.から行う。
スキル向上のポイントは「自分自身の目標を、自分自身の理由で」設定し、
「一回に一つ」集中して、「繰り返す」こと。
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本メールマガジンは、エンジニアの方々、知財担当者、教育担当者の
方々にちょっとしたお役立ち情報を届けます。
・バックナンバー http://technoproducer.blog84.fc2.com/
お申し込みは、mail@techno-producer.comまで。
また、弊社の技術者向け知財教育カリキュラムの抜粋を、コラムにしております。
知財部で人材育成にあたられている方、技術者の方、若い部下をお持ちの方、ぜひ
一読ください。
★コラム:ビジネスと知財
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php
お知り合いの方、知財部門の方、技術者の方、企画部門・人事教育部門の方に、
是非ご転送、ご紹介下さい!
お願いします!!!
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★★★『営業スタッフ向け』知財eラーニング リリースキャンペーン開催中!★★★
この度、すでに多くのお客さまにご利用いただいております「知財eラーニング」に
新たなコースが加わりました。
新コースは『営業スタッフ』の方を受講対象とし、
・知財情報を営業活動に積極的に活用する
・営業活動での知財トラブルを予見し回避する
ことを学び、高い知財マインドを持った営業スタッフの育成を図るものです。
リリースを記念したキャンペーンを開催いたしますので、この機会にぜひご活用ください。
全社的知財活動のきっかけにしていただければ幸いです。
詳細はこちら。
http://www.techno-producer.com/docs/campaign120117.pdf
ご質問等、お問い合わせは以下までぜひご連絡ください。
・連絡先 info@techno-producer.com
※なお、本キャンペーンは3月末日までとなっておりますので、早めのお申込みをお願い
いたします。
★★★ 【定期開催中】「若手知財担当者向け知財戦略勉強会」 ★★★
現在弊社では、丸島儀一氏の「知的財産戦略」をテキストに、若手知財担当者が
知財戦略について学ぶ「知財戦略勉強会」を定期開催しております。
相互に成長、発展する場を目指して、参加者間で活発に議論を行なっています。
毎月第四金曜日の19:00~21:30、東京都内での開催です。
参加ご希望の方、ご興味お持ちの方は以下までご連絡ください。
折り返し担当者から、詳細につき連絡いたします。
・連絡先 info@techno-producer.com 秋好(あきよし)まで
★★ 弊社主催「知財教育相談会」~事業に貢献できる人材を育てる~開催 ★★
いまや、知財活動には経営層から技術者まで、全員の協力が必要な時代であり、その
成否は事業活動に大きな影響を及ぼします。しかし、知財活動を推進する上で、
知財教育に課題を感じている、という声を多くの知財教育担当者の方から伺います。
『知財教育相談会』では、効果的なカリキュラム構築や実績のある知財教材を例として
取り上げ、事業活動に貢献できる知財教育について議論します。
企業の『知財教育推進担当者』、『人事部門』、『企画部門』の皆様のご参加を、心より
お待ち申し上げます。
・4月26日(木)「発明者向けの特許情報検索教育」、「発明者の特許性判断スキル養成」
東京開催となっております。
詳細、お申込みは以下URLをご参照ください。
http://www.techno-producer.com/docs/tpc_kyoikusodan_1202.pdf
★★★★★★★★★ 『大阪知財塾』のお知らせ ★★★★★★★★★
弊社代表取締役・弁理士の五丁龍志(4月より大阪工業大学知的財産学部客員准
教授兼務)が4月より大阪で弁理士試験突破を目指す勉強会をスタートします。
これまで2001年から10年超の受験機関(Wセミナー・TAC)での弁理士受験生指導
の経験を活かしつつ、中国・アジアが中心となる今後のビジネス界で通用する知
財専門家、実務家の育成を図る取り組みの第一弾としてスタートするものです。
・「大阪知財塾」HP
http://osakachizaijuku.seesaa.net/
個人の方を対象とした毎週土曜日開催の勉強会となりますが、本格的な学習の場
となりますので、知財の専門知識を習得したい方は、この機会にぜひご活用くだ
さい。
詳細は以下までお問い合わせください。
・連絡先 IP-seminar@techno-producer.com
★ 弊社主催 第2回 知的財産戦略セミナーのご案内 ~エジソンを育てる~ ★
4月13日 に予定しております第2回 知的財産戦略セミナー ですが、お陰様で
満席となりました。次回は6月末に予定しております、委細決定次第ご連絡申し上げ
ますので、次回もご参加をよろしくお願いいたします。
・ご参考)第2回 知的財産戦略セミナー 開催概要
http://www.techno-producer.com/docs/tpc-chizai-002.pdf
///////3月以降の関連イベント情報///////
★2012知的財産研究会プレセミナー「トヨタから見た知的財産マネジメント」
~モノづくり、技術で勝負する企業の知財活用~
研究開発によって生み出された発明や新技術をどのように事業資産に変換し、
いかにして収益に還元させていくのか…。トヨタの手法に学びましょう。
・日時:4月11日(水)15:00~17:00
・会場:大阪工業大学 梅田サテライトキャンパス(大阪市北区)
・主催:(社)大阪府工業協会、大阪工業大学知的財産学部
・後援:近畿経済産業局、大阪府
・定員:160名(先着順、定員になり次第締め切ります。)
※ 締め切り;4月6日(金)
お申込み等詳細は、以下ご参照ください。
http://www.oit.ac.jp/japanese/pr/pre2012.pdf
★高収益企業クアルコムに学ぶ、材料メーカー・部品メーカーが10年先まで勝つ手法
~市場を支配し、高収益を産むための「先読み」「先回り」「先取り」戦略~
携帯端末用通信モジュールで圧倒的なシェアと高収益を誇るクアルコムの事例を中心に、
「材料」「部品」メーカーが長期間にわたり高収益を確保するために必要な、戦略の立て方、
考え方を紹介します。
・日時:3月28日(水) 13:00-17:00
・場所:産業科学システムズ会議室(東京都千代田区富士見1-5-1)
お申込み等詳細は、以下ご参照ください。
http://www.ebrain-j.jp/pamph201203/ISSEC1101-120329_70Z_sakiyomi.pdf
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■最新のニュースから~中国の知財動向、および環境問題に関する予測レポート
先週、HOTなエリアのニュースが2件飛び込んできましたので、予定を変更して紹介させて
いただきます。次回は予定通り「発明塾式思考法 第3回」をお送りします。
第2回はこちら→ http://technoproducer.blog84.fc2.com/blog-entry-107.html
★「増大する中国文献」~世界の40%を占める中国特許
中国からの特許出願が毎年急増していることは、すでに皆様よくご存知の通りであるが、
その結果として「世界の特許文献の40%が中国語」という状況になっていることは、
実はあまり知られていない。以下資料のPDF版のグラフ「世界の特許文献等」から、その
事実がわかる。ちなみに日本語特許文献は22%となっている。(以下資料において「
特許文献」には「実用新案」も含まれている)
・html版
http://www.meti.go.jp/press/2011/03/20120314003/20120314003.html
・PDF版
http://www.meti.go.jp/press/2011/03/20120314003/20120314003.pdf
この状況に対応するため、特許庁はまずは実用新案(過去10年分で100万件)を
対象に、日本語抄録・英語抄録を整備する、としている。政府としては、これらの情報
を整備し提供することで、日本企業の中国における「知財リスク」を低減することを
目指している。
<参考>
中国における知的財産権の出願件数動向は、2008年の時点で以下の通りとなっており、
年次推移としては5年で倍増するペースで件数が増加している。
(出典:「中国における実用新案制度の利用状況調査」
http://www.jetro-pkip.org/upload_file/2009051948988033.pdf )
・実用新案:約23万件
・発明特許(いわゆる「特許」):約29万件
・意匠:約31万件
★「環境問題に早急に対処することが将来的なコストを回避する」
~OECD 環境アウトルック2050
3月15日に『OECD環境アウトルック2050:行動を起こさないことの代償』が発表された。
本レポートは今後40年間の社会経済的傾向の最新予測を示し、それが気候変動、生物多様性、
水、環境汚染の健康被害という主要4分野におよぼす影響を明らかにしたものである。 世界
経済は2050年までにほぼ4倍に拡大すると予測されており。 生活水準が向上すると、エネ
ルギー、食糧、天然資源への需要も増加し、それがさらなる環境汚染につながる。
・HP
http://www.oecdtokyo.org/theme/envi/2012/20120315envoutlook2050.html
・プレゼン資料
http://www.oecdtokyo2.org/pdf/theme_pdf/enviroment_pdf/20120315env_slides.pdf
報告書によれば、水・空気といった基本的な「資源」が足りなくなるとしており、たとえば世界の
水需要は2050年までに50%以上増加する他、大気環境汚染についても、「浮遊粒子状物質」と
「地表近くオゾン」による健康被害が著しく増大する、という試算を示している。
(プレゼン資料のP6-8参照)
これらの報告内容は、各国の政府の政策立案にも少なからず影響を与え、規制や産業政策にも
反映される。問題が生じることは「機会を生み出す変化」であり、それに対する規制もまた、
イノベーションのきっかけとなる「変化」の一つである。予想される「変化」を、是非次の一手に
生かしていただきたい。
次回は再び「発明塾式思考法」を取り上げます。乞うご期待。
・世界を変える「発明塾」~若きエジソンを育てます!
http://edison-univ.blogspot.com/
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「成果をあげるための秘訣を1つだけ挙げるならば、それは集中である。成果をあげる人は、
最も重要なことから始め、しかも一度に一つのことしかしない。」ドラッカー
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