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TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.118

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.118
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■■    TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.118


配信数:約6200 配信実績:2008年8月19日より隔週発行
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■2月以降の関連イベント

●今回のトピック
・これからの知財部、知財活動に求められるもの

★「ダントツの発明力と知財力のために」~TechnoProducerの知財教育を!
★発明塾~未来のエジソンを育てます http://edison-univ.blogspot.com/

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●注目記事のご紹介~「特許は今や総合芸術」二又俊文氏

「日本企業が知財で勝てないワケ」シズベル日本法人 相談役 二又俊文氏
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20111005/223024/?rt=nocnt

すこし古い記事ですが、現在連載で取りあげさせていただいております
「知的財産戦略(丸島著)」の内容とも関連する部分がありますので、改めて
ご紹介申し上げます。

「・・・該当フィールドの特許取得の戦略を確実な仕組みとして、経営戦略に
まで取り込んでいます。開発エンジニアと社内の知財担当、それに外部のエキス
パートが同じテーブルについて対等に話し合うのです。普通は技術者が決めて
知財担当が従うことが多いのです。また、その時だけではなく、業界や技術の
進化をみながら継続して2年、3年あるいは5年と追っていきます。特許は今や
総合芸術になっていますから、それぞれのエキスパートが力をあわせて何度も
練り上げないといけないのです。」

「特許は今や総合芸術」とは、言い得て妙ですね。

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本メールマガジンは、エンジニアの方々、知財担当者、教育担当者の
方々にちょっとしたお役立ち情報を届けます。
・バックナンバー http://technoproducer.blog84.fc2.com/

お申し込みは、mail@techno-producer.comまで。


また、弊社の技術者向け知財教育カリキュラムの抜粋を、コラムにしております。
知財部で人材育成をご担当の方、技術者の方、若い部下をお持ちの方、ぜひ一読
ください。

★コラム:ビジネスと知財
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php


お知り合いの方、知財部門の方、技術者の方、企画部門・人事教育部門の方に、
是非ご転送、ご紹介下さい!

お願いします!!!

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★★★★★ 【定期開催中】「知財担当者向け知財戦略勉強会」 ★★★★★

現在弊社では、知財担当者が知財戦略について学ぶ「知財戦略勉強会」を定期開催しております。

「知財で負ければ事業もない時代」
「知財は土地。事業という建物を立てる前に、戦略的に確保すべき」
「アジア諸国企業との競争は、技術競争ではなく知財競争になる」

このような強い想いから、本勉強会は始まりました。

これまでテキストとして取り上げてきた丸島儀一氏の「知的財産戦略」に関する討議はすでに終了し、
現在、小川紘一氏の「国際標準化と事業戦略」を新たにテキストとして取り上げております。
丸島氏の書籍と並んで、知財関係者のみならず、企画や新規事業担当者、研究者が必ず押さえておく
べき本だと、我々は考えています。参加者の皆様が、相互に成長・発展する場を目指して、引き続き、
参加者間で活発に議論を行なっていきます。

原則として、毎月第四金曜日の19:00~21:30、東京都内での開催です。

参加ご希望の方、ご興味お持ちの方は以下までご連絡ください。
折り返し担当者から、詳細につき連絡いたします。

・連絡先 info@techno-producer.com 秋好(あきよし)まで



★★★★★★★★ 【定期開催中】『大阪知財塾』 ★★★★★★★★★★

弊社代表取締役・弁理士の五丁龍志(大阪工業大学知的財産学部客員准教授・漢之光華グループ顧問※
兼務)が、大阪で弁理士試験突破を目指す勉強会を行なっています。

これまで2001年から10年超の受験機関(Wセミナー・TAC)での弁理士受験生指導の経験を活かし、
世界経済の中心となりつつある中国・アジアで活躍できる知財専門家、実務家を育成します。

・「大阪知財塾」HP
 http://osakachizaijuku.seesaa.net/

個人の方を対象とした毎週土曜日開催の勉強会となります。本格的な学習の場となっております、知財の
専門知識を習得したい方は、ぜひご参加ください。

詳細は以下までお問い合わせください。
・連絡先 IP-seminar@techno-producer.com


※漢之光華グループは、上海光華特許事務所、上海漢之法律事務所、上海漢光知財データ科学技術有限会社、
上海漢光知財鑑定事務所からなり、現在中国国内で有数の「知的財産権代理業務+法律業務+特許データ
サービス+鑑定業務」を行う会社です。
http://www.iprtop.com/staffs/view/149/?tp=jp




///////2月以降の知財関連イベント情報///////


★「知的資産新経営ビジネス塾」
東京大学 知的資産経営研究講座主催の連続セミナーが、1月24日から全7回で開催されております。

詳細は以下URLをご参照ください。
http://www.iam.dpc.u-tokyo.ac.jp/event/pdf/20121225.pdf


★「グローバル特許権行使戦略セミナー」
・日時:2月24日 13:00~18:00
・場所:早稲田大学早稲田キャンパス 小野記念講堂
・概要:
 Overview on IP Case Law Developments in Germany
 Dr. Tilman Muller-Stoy (Bardehle Pagenberg)

 第一部(司会:Prof. Christoph Rademacher(早稲田大学))
 【報告者】Dr. Thomas Kuhnen (Dusseldorf High Court) 飯村敏明判事(知財高裁)
      高林龍教授(早稲田大学) 竹中俊子教授(ワシントン大学)

 第二部(司会:中山一郎教授(國學院大學))
 【報告者】Dr. Thomas Kuhnen(Dusseldorf High Court)
      Dr. Matthias Lamping (Max-Planck Institute for IP and Competition Law)
      守屋文彦氏(ソニー株式会社) Dr. Christof Karl (Bardehle Pagenberg)
      萩原弘之弁護士(Ropes & Gray) 三村量一弁護士(長島・大野・常松法律事務所)

 懇親会:レストラン「イル・デ・パン」(会費:4,000円)


・詳細は以下URLをご参照ください。
 http://www.globalcoe-waseda-law-commerce.org/project/activity.php?gid=10096



★「Akamai/McKesson事件と共同侵害 及び、アップルvs.サムスン事件から学ぶ訴訟実務」
・日時:3月4日 13:30~16:30(13:00受付開始)
・場所:フクラシア東京ステーション 会議室B(東京都千代田区大手町2-6-1)
・参加費:無料(事前登録)
・定員:会場60名 / ストリーミング配信 25名
・主催:株式会社Ji2

・詳細は以下URLをご参照ください。
 http://www.ji2.co.jp/seminar/2013/0304.html




///////2月以降の弊社講師セミナー情報///////


★2月26日「営業に活きる!ケースに学ぶ知的財産」(湯浅)
 http://www.rdsc.co.jp/seminar/130256.html
 トラブルに巻き込まれないための重要ポイントや特許情報をどのように営業活動に活かすポイントなど具体例を交えて詳解!

★3月11日「契約の基礎から共同研究までトラブル回避の入門講座~ケースで学ぶ基礎知識~」(五丁)
 http://www.science-t.com/st/cont/id/20911
 社外との契約や共同研究につきまとうトラブルを回避する秘訣を解説!

★3月19日「特許情報を用いた企業分析手法~ 研究開発Grの分析による研究開発動向とキーマンの把握 ~」(楠浦)
 http://www.ebrain-j.com/cgi-bin/seminar/seminar_detail.cgi?id=20130319-0013&date=201303
 特許情報から企業の開発に関する情報を抽出したいが、何から手をつけたらよいかわからないという方々に!

皆様のご参加を、講師一同心よりお待ちしております。




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★これからの知財部/知財活動に求められるもの~今月はちょっと一息

今月は、定期連載はお休みさせていただき、最近のトピックを。

企業によっては、3月の期末を迎え、来年度の方針や計画を見直されている所も多いようです。
それに関連して、特に最近多いご質問の一つは

「これからの知財部/知財活動に求められるものは何でしょうか?」

もしくはこれに類するもの。若い知財部員の方はもちろん、幹部、ベテランの方々からも、この質問をいただく。

 弊社としては、これまでの繰り返しですが、

「会社の『巨大な知の鉱脈を掘り起こして、競争力とする』ことが知財活動」

であると、申し上げることにしています。一昔前に「ナレッジマネジメント」という言葉が流行し、そして廃れた。
廃れるのは当然で、「マネジメント」は単体ではコストでしか無く、経営者には魅力はない。「知」が権利となり
交渉力となり、また「ダントツの」事業に結びついてこその「マネジメント」。

現場に眠る「知の鉱脈」を掘り起こし、保全し、競争力と交渉力に結びつけ、圧倒的な高(事業)収益に貢献する。

これが、知財活動の本質であると、我々は考えています。

「放っておくと、良くて休眠、最悪は流出」してしまうかもしれない「知の鉱脈」

これをどのよう(How)に「競争力」と「事業収益」に結びつけるか、について、今後も皆様と大いに討議させて
いただければと思っております。すでに伺った範囲では、理念や方法論はある程度出尽くしており、あとはそれを
いかに

「仕組み/スキルとして組織に定着させるか、組織的活動として確実に実行できるようにするか」

が問われている、とお考えの方が多いように思います。後は具体論、ということでしょうか。


さて、弊社は2月で2012年度(第5期)を終え、3月から新たな期(第6期)を迎えます。弊社では、第3期~第5期を
転換期として、積極的に新たな活動を手がけて来ました。

・知財と発明、教育を科学するための 「発明塾」「知財塾」「中国塾」「立命館大学、大阪工業大学等での教育活動」
・皆様の課題について理解を深めるための 「知財戦略セミナー」「知財戦略勉強会」「国際標準化と事業戦略勉強会」

が、それらにあたります。弊社の定番、「課題と解決」双方からのアプローチです。


来年度も「知財戦略セミナー」等を通じて、皆様と共に「それぞれ(の企業)が目指すべき知財活動とは?」を
深めたいと思います。

また、目指す「知財活動」を推進するための、あらたな知財教育プログラムの開発にも引き続き取り組みます。
すでに、立命館大学、大阪工業大学、発明塾を通じて、弊社が独自の理念に基づき開発した教材とカリキュラムで
学んだ多くの「知財に明るい」若者が、皆様とともに活動させていただいております。

彼らが皆様の元で「活躍」する日を、楽しみにしつつ、今後も広くそして長く、各所で人材育成に取り組みます。


「知財と発明、教育を科学し、ダントツの発明力と知財力で企業に貢献できる、発明者と知財スタッフを育成する」


今後共、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。




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「考える過程においてそこに喜びを見つけ出し、結論においてはここまで真剣に考え抜いた者は世の中に
自分しかいないことを自信の根拠とする。」鬼頭季郎

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★HP http://www.techno-producer.com/index2.html
▼周りの方に、ご紹介ください。転送大歓迎。
▼メールアドレス変更、配信停止は、mail@techno-producer.comまで。
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テーマ : ビジネス
ジャンル : ビジネス

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.117

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.117
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■■    TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.117


配信数:約6150 配信実績:2008年8月19日より隔週発行
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■2月以降の関連イベント

●今回のトピック
・第5回 知的財産戦略セミナー お礼
・「知的財産戦略」(丸島儀一 著)を読む(4)

★「ダントツの発明力と知財力のために」~TechnoProducerの知財教育を!
★発明塾~未来のエジソンを育てます http://edison-univ.blogspot.com/

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●今週の一冊

「特許ネゴシエーターの技法」(全4巻)嵯峨明雄

「特許ネゴシエーター」(著者の造語)のあるべき姿と知財交渉の要諦
が紹介されている全4巻の大作です。

第1巻はいわば「入門編」です。

特許ネゴシエーターが備えるべき「資質・育成法」から「戦略の立案手
法・交渉テクニック」までと、知財交渉に関わる一般的な事項がまとめ
られています。

武蔵と小次郎の戦いを引用しつつ、


「交渉する際には、太陽を背に向けて」


等、交渉一般のテクニックも多数紹介されています。

第2巻以降は、いわば「実践編」です。

第2巻では、訴訟・和解の考え方やそれに伴う交渉テクニックの紹介を、
第3巻では、友好的な交渉における「落としどころ」(訴訟回避の方法や
「ロイヤリティーの決め方」など)の紹介を、
最終巻である第4巻では、アライアンス交渉におけるポイントが紹介され
ています。

全体を通じ具体的な例が多数盛り込まれており、

「実務家ならではの視点」

が非常に参考になる本です。

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また、弊社の技術者向け知財教育カリキュラムの抜粋を、コラムにしております。
知財部で人材育成をご担当の方、技術者の方、若い部下をお持ちの方、ぜひ一読
ください。

★コラム:ビジネスと知財
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php


お知り合いの方、知財部門の方、技術者の方、企画部門・人事教育部門の方に、
是非ご転送、ご紹介下さい!

お願いします!!!

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★★★★★ 【定期開催中】「知財担当者向け知財戦略勉強会」 ★★★★★

現在弊社では、知財担当者が知財戦略について学ぶ「知財戦略勉強会」を定期開催しております。

「知財で負ければ事業もない時代」
「知財は土地。事業という建物を立てる前に、戦略的に確保すべき」
「アジア諸国企業との競争は、技術競争ではなく知財競争になる」

このような強い想いから、本勉強会は始まりました。

これまでテキストとして取り上げてきた丸島儀一氏の「知的財産戦略」に関する討議はすでに終了し、
現在、小川紘一氏の「国際標準化と事業戦略」を新たにテキストとして取り上げております。
丸島氏の書籍と並んで、知財関係者のみならず、企画や新規事業担当者、研究者が必ず押さえておく
べき本だと、我々は考えています。参加者の皆様が、相互に成長・発展する場を目指して、引き続き、
参加者間で活発に議論を行なっていきます。

原則として、毎月第四金曜日の19:00~21:30、東京都内での開催です。

参加ご希望の方、ご興味お持ちの方は以下までご連絡ください。
折り返し担当者から、詳細につき連絡いたします。

・連絡先 info@techno-producer.com 秋好(あきよし)まで



★★★★★★★★ 【定期開催中】『大阪知財塾』 ★★★★★★★★★★

弊社代表取締役・弁理士の五丁龍志(大阪工業大学知的財産学部客員准教授・漢之光華グループ顧問※
兼務)が、大阪で弁理士試験突破を目指す勉強会を行なっています。

これまで2001年から10年超の受験機関(Wセミナー・TAC)での弁理士受験生指導の経験を活かし、
世界経済の中心となりつつある中国・アジアで活躍できる知財専門家、実務家を育成します。

・「大阪知財塾」HP
 http://osakachizaijuku.seesaa.net/

個人の方を対象とした毎週土曜日開催の勉強会となります。本格的な学習の場となっております、知財の
専門知識を習得したい方は、ぜひご参加ください。

詳細は以下までお問い合わせください。
・連絡先 IP-seminar@techno-producer.com


※漢之光華グループは、上海光華特許事務所、上海漢之法律事務所、上海漢光知財データ科学技術有限会社、
上海漢光知財鑑定事務所からなり、現在中国国内で有数の「知的財産権代理業務+法律業務+特許データ
サービス+鑑定業務」を行う会社です。
http://www.iprtop.com/staffs/view/149/?tp=jp



★★★★★★★★★ 【新規開催】『大阪中国塾』 ★★★★★★★★★★★

大阪知財塾の兄弟ゼミとして「大阪中国塾」を1月に開講しております。今回は4月からの正式開講へ向けてのプレ
セミナーです。

<詳細>
・狙い:アジアの大国としてビジネス上、関わりが避けられない「中国」の文化と言語、中国人の考え方を学ぶ。

・開催日:2013年2月8日(金) 時間は19:00~20:30です。

・内容
 テーマ議論(30分)
  設定したテーマを基に議論を行い、中国人と日本人の考え方の違いを感じ、理解を深める(テーマ:権利、交渉etc.)
 中国語入門(60分)
  活きた中国語を基礎から学びます。

・講師
 張 立舟(大阪工業大学大学院知的財産研究科修士課程2年:留学生)

詳細、お申込みは以下URLをご参照ください。
 http://osaka-china-zemi.seesaa.net




///////2月以降の知財関連イベント情報///////


★「知的資産新経営ビジネス塾」
東京大学 知的資産経営研究講座主催の連続セミナーが、1月24日から全7回で開催されております。

詳細は以下URLをご参照ください。
http://www.iam.dpc.u-tokyo.ac.jp/event/pdf/20121225.pdf



★米国知的財産IP法務セミナー~グローバルマーケットに向けて知的財産権の有効活用~
このセミナーでは、アメリカにIPを所有または今後展開を計画されている日本企業や研究機関の皆様向けに、
アメリカの専門家から、米国特許法の最新情報や注意点に関する具体的な解説があります。
また、日本の法務専門家や日本企業からも、アメリカでのIP活用のアドバイスがあります。

・日時:2013年2月6日(水) 13:30 - 16:30 (受付開始 13:10) 
*セミナー終了後名刺交換会あり

・場所:京都リサーチパーク 西4号館2F ルーム1
 京都市下京区中堂寺南町134 http://www.krp.co.jp

<プログラム>
(仮)「日本企業が知っておくべき改定米国特許法の最新情報とより良い対処法」(逐次通訳 付)
米国ニューヨーク市 ルーカス & マーカンティIP専門法律事務所
「IPライセンス供与による事業拡大」 (日本語)北浜法律事務所・KITAHAMA PARTNERS 大阪事務所
「京セラの米国での知的財産管理・運用の体験、更なる試み」(仮題)京セラ株式会社 法務知的財産本部

詳細は以下URLをご参照ください。
http://www.buyusa.gov/japan/events/ipseminar/




///////2月以降の弊社講師セミナー情報///////



★2月13日「【強い特許】の構築法~研究開発の成果をきっちり利益にする為に~」(山田)
 http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC130272.php
 技術者が、自分の成果を「会社に貢献する強い特許」にする方法と、その考え方を紹介します。

★2月21日「技術情報の保護と管理」(山田)
 http://www.rdsc.co.jp/seminar/130257.html
 技術を特許で保護するべきかノウハウで保護するべきか?「暗黙知」を「形式知」に変換する方法など詳解!

★2月26日「営業に活きる!ケースに学ぶ知的財産」(湯浅)
 http://www.rdsc.co.jp/seminar/130256.html
 トラブルに巻き込まれないための重要ポイントや特許情報をどのように営業活動に活かすポイントなど具体例を交えて詳解!



皆様のご参加を、講師一同心よりお待ちしております。




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★★★ 弊社主催 第5回 知的財産戦略セミナーお礼 ★★★

【タイトル】『ベテラン実務家が語る「知財の現場」』~「契約」と「交渉」の要諦~

今回は(元)日本ビクター、米国ジェムスター社 野原 時男(のはら ときお) 氏を講師としてお迎えし、開催
いたしました。お陰様で満席となり、また、終了後の名刺交換会にも多くの方にご参加いただきました。

契約や交渉の具体的なノウハウ、たとえば「タームシートを作成しておくこと」「個別の条件での合意は避ける」
や、「各種知的財産を組み合わせたライセンス戦略」など、長らくライセンスや交渉に携わってこられた、野原先生
ならではのお話を、たっぷりと伺うことができました。

弊社では、今後も「ならでは」の実務に役立つお話を、セミナーとして提供していきたいと考えております。

ご希望ご感想、今後のセミナー開催へのご要望など、ぜひ担当営業宛にお寄せくださいませ。




★「知的財産戦略」(丸島儀一 著)を読む(4)

前回(3)では、知的財産経営とは「強みを増し、弱みを解消する」ことで「事業を盛り立てていく」活動で
あり、その要諦は「先読みにより戦略的に武器(知財)を作り、一極でも強い部分を作り、交渉により弱みを
解消していく」ことである、と学んだ。

・「知的財産戦略」(丸島儀一 著)を読む(3)~TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.115
http://technoproducer.blog84.fc2.com/blog-entry-128.html

今回は、第1章第3節/4節を、読み進めたい。

3節のタイトルは「事業部門、研究開発部門、知財部門の先読み」である。その目的は「3部門が連携して事業を
強くするため」(P34)である。そして知財部門がなすべきことは、「先読みの結果に応じて・・・必要となる権利
を形成し、契約や交渉で有効に活用するため」である、としている。各部門の役割について見ていこう。

まず、事業部門がなすべき「先読み」は、「技術の変化も含めた事業の先読み」である。現時点並びに今後の
研究開発から生まれる技術を元に、事業計画を立てる。その際に、全く異なる技術により事業参入してくる
競合があらわれることが、最も恐ろしい変化である。競合技術、代替技術の情報分析を、他部門と協力して
常に行なっていくことが重要である。

研究開発部門が行うべき「先読み」は、「基盤技術の変化に関する先読み」である。その企業が寄って立つ
「基盤技術」に重大な変化が生じた結果、負けてしまう、ということが無いようにしなければならない。

知財部門が行うべき「先読み」は、「事業を実行しようとする時点での、その国の知的財産制度やその運用
がどのようになっているかを予測する」ことである。そして同時に、これら3部門の先読みの結果に基づいて、

「事業の実施時期に間に合うように、必要となる権利を形成し、交渉や契約で権利を有効に活用する」

のである。


第4節には、部品や材料メーカーの知財戦略について記載がある。

部品メーカーには「自社の事業をより優位に強くすることを目的に捉え、どのような特許をとるべきかを
踏み込んで考える知恵と、知的財産を有効に活用する交渉、契約の知恵」が必要であると述べている。

「事業を強くするために、(顧客に対して)自社に有利な特許をとる知恵、知的財産を活用する知恵を働かせ
なければならない」(()内は弊社補足)

例として「自社の部品を使うことによって効果が出る装置まで特許を取り、部品事業が有利に展開できるように
すべき」であり「ユーザーの視点で考えられる改良点についても特許を取り、開示に際して事業展開上不利に
ならないように交渉と契約」すべきである、としている。

「知的財産は、交渉力の源泉である」と考えれば、上記の戦略を更に発展、強化させることも可能である。


事業と技術、制度の先を読み、先んじて取得し、あらゆる相手に対して「交渉力」として活用し、事業を有利に
進め、勝ちにつなげる、それが「知財」戦略の本質である、と言えるだろう。


次回は、キヤノンの複写機開発を通じた知財センス、知財マインド醸成の事例について、学びたい。



※注1)図、ページ数等は、第1刷に基づきます。
※注2)本連載は、弊社独自の解釈に基づくものです。




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「リスクをチャンスに変え、先を読み先手を打ち、大きなリターンが得られるように組織を導く」
リーダーの心得

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★HP http://www.techno-producer.com/index2.html
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