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ダントツの発明力と知財力を目指せ!~TechnoProducer「発明塾」講義 Vol.156

ダントツの発明力と知財力を目指せ!~TechnoProducer「発明塾」講義 Vol.156
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■■    ダントツの発明力と知財力を目指せ!
■ ~TechnoProducer「発明塾」講義 Vol.156

配信数:約7100 配信実績:2008年8月19日より隔週発行
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■目次

・今週の一冊~「歴史の哲学―そこから未来を見る」P・F・ドラッカー

・「発明塾式」発明法(1)~発明の4類型と「課題‐解決」型 発明

・セミナー情報
 弊社主催「知的財産セミナー~ダントツの発明力と知財力」第9回を
 開催します! 詳細はこちら ⇒ http://goo.gl/fkh57V
 
・「知的財産戦略」(丸島儀一 著)を読む(20)
                ~海外の拠点や研究機関との連携

・本日の一言

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★「ダントツの発明力と知財力」のために~TechnoProducerの知財教育を!
 ご利用者の声~ http://www.techno-producer.com/voice/


本メールマガジンは、技術者の方々、知財担当者、人材育成/教育担当者の方々に、
ちょっとしたお役立ち情報を、お届けいたします。

お申し込みは、mail@techno-producer.comまで。


お知り合い、知財部門・技術部門の方々、企画部門・人事教育部門の方々に、
ぜひご紹介ください!


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●今週の一冊
「歴史の哲学―そこから未来を見る」P・F・ドラッカー


「継続性を維持する唯一の方法は、その”組織構造”に体系的かつ組織的な
イノベーションのシステムを、組み込むことである」


その著書で度々、

「過去を養い、未来を飢えさせる」ものを、「体系的に廃棄」すること

を提案しているドラッカー。


廃棄と革新は、裏と表です。廃棄しなければ、新たなことを行うための
資源は、確保できません。



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★★「発明塾式」発明法(1)~発明の4類型と「課題‐解決」型 発明

いよいよ今回から「紙上講義」を始めます!既に卒業、修了した方にとっては、
懐かしい内容かもしれませんね。一方で、現在まさに、弊社知財教育、発明塾や
「e発明塾」受講中の方々にとっては、タイムリーな内容になるでしょう。

さて、初回は 2012年4月8日 のメモから内容を抜粋して、紹介します。
ちょうど「発明塾京都 第80回」での講義内容です。

・発明塾京都 第80回開催報告
http://bit.ly/X23xkm


メモを振り返ると、「食品包装」に関する発明討議を行っています。

・保温性、保存性の高い包装容器
・保存期限や賞味期限を知らせる包装容器

の討議を、数か月にわたって実施し、アイデアの創出~特許出願を行っています。


今回は、討議録の中から「発明に、どういう観点から取り組むのか」に関する
講義内容を、当時のメモを振り返りながら、紹介しましょう。


<バックナンバーのため、途中割愛します。ご購読お申込みください>


次回は、実際の食品包装に関する先行特許文献を「課題‐解決」で分析し、
どのように着想を得るのか、当時の討議メモを振り返りつつ、学びましょう。




/////7月以降の 技術者向け 「発明・知財」セミナー情報/////////


★(大阪)弊社講師セミナー(大阪発明協会と共催)

・8月21日(木) 「技術に携わる人のためのケースに学ぶ契約入門
               ~共同研究でモメないための基礎知識~」(五丁)

事例に基づいた演習を繰り返すことで、共同研究、業務委託やサンプル取得に関する
トラブルを予測/回避し、研究開発における対外的なやり取りを、自信を持って推進
できるようになります!

詳細は、以下参照ください
http://bit.ly/1lE1Ait



★(通信講座)e発明塾「儲かる発明を確実に権利化する!強い特許コース」

発明塾のノウハウを、繰り返し「じっくりと」学んでいただける通信講座を
開講します。


・受講期間:8月26日(火)~9月22日(月)  
 
お申込み締切は8月15日(金)となっております。


本講座を見ながら、ご自身の発明について、提案書を書いてみましょう。
権利化が容易で、迂回不可能な特許となる発明提案書が、自然に出来上がります。

発明塾式発明ノウハウが詰まったWebテキストを見て、配布される冊子の問題に
一つ一つ、解答してください。

それだけで、

「事業に役立つ強い特許」創出のための「発明マニュアル」

が完成します!

詳細は、以下参照ください
http://bit.ly/1s2DvaX


「e発明塾」で、「勝てるアイデア」創出の基礎を、学びましょう!

「e発明塾」の全講座スケジュールをご要望の方は、その旨明記の上、本メールに
返信くださいませ。




////////7月以降の 知財関係者向け セミナー情報////////////


★(東京)一般財団法人知的財産研究所 平成26年度招へい研究者 研究成果報告会
     ”An Empirical Study of Pharmaceutical Patent Harmonization”
     『医薬品特許クレーム調和の実証研究』

医薬発明特許のクレーム比較を通じた、各国制度のハーモナイゼーションについて
の研究成果が発表されます。

・日 時: 8月7日(木)15:00-17:00 (14:30受付開始)
・会 場: 一般財団法人知的財産研究所 5階会議室
      千代田区神田錦町三丁目11番地 精興竹橋共同ビル5階
      
詳細は、以下参照ください
http://www.iip.or.jp/seminar/140807.html



★★(東京)『知財人材育成の実際 ~企業が望む知財人材と、人材の育成法~』
(第9回 知的財産セミナー ~ダントツの発明力と知財力~)
 開催のご案内! http://goo.gl/fkh57V


定例となりました、弊社主催「知的財産セミナー」ですが、
第9回は、ズバリ「知財人材育成」です。


・テーマ: 知財人材育成の実際 ~企業が望む知財人材と、人材の育成法~

・日 程: 8月29日(金) 14:30~

・講演者: 菅田 正夫(すがた まさお)様
      知財コンサルタント&アナリスト


詳細は、以下参照ください
http://goo.gl/fkh57V



★(東京)「知財ネゴシエーター育成講座」

本研修では、知財ネゴシエーション経験が豊富な2名の講師をお迎えし、
「交渉企画力」と「交渉術」を、基礎から習得します。

実践的な模擬交渉を通じ、

「知財ネゴシエーションをリードできる”プロフェッショナル”の育成」

に取り組みます。

・日 程: 9月17日(水) 10:00~17:30
・場 所: 新橋駅前プラス(東京都港区新橋1-17-1 YUKEN新橋ビル4階)
・講 師: 二又俊文(東京大学 元シズベルジャパン 元松下通信工業)
      木村晋朗(弁理士 インフォート国際特許事務所、
           元半導体エネルギー研究所、元シズベルジャパン)

詳細は、以下参照ください
http://bit.ly/1tAr89f




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★★「知的財産戦略」(丸島儀一 著)を読む(20)~海外の拠点や研究機関との連携

前回(19)では、「アライアンスにおける知財の取り扱い」について、

(1)「特許の共有だけでは平等にはならず、契約で上手く実施や非係争について
    取り決める必要がある」
(2)「素材メーカーと部品メーカー、部品メーカーとセット・メーカー、あるいは
これら三者における共同研究開発を考える際に、重要なポイント」

ことを、「プリンタ・メーカーとモーター・メーカー」の事例で、学んだ。

・「知的財産戦略」(丸島儀一 著)を読む(19)~TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.153
 http://technoproducer.blog84.fc2.com/blog-entry-166.html

今回は、海外の拠点や研究機関との連携について、注意すべき点を取り上げる。


本書に指摘のある通り、

「研究開発を行う場所は日本国内だけとは限らない」P96

海外に研究所を設けている場合、次章で詳しく取り上げる「大学との連携」で
海外の大学で研究開発を行う場合、現地法人で現地に適した商品開発を行う場合など、
日本以外で研究、開発を行う事例は、ますます増える。


その際の注意点は、

「成果の扱いはその国の法律や制度に従う」P97

ことである。

本書では、アメリカの例を取り上げ、

「アメリカに研究所を置き、そこで成果が出たとする。ところが、その成果は許可を
 得ないと日本に持ってくることができない」P97

「さらに特許の出願に関しても、第一国出願はアメリカでなければならず、これに
 反するとアメリカの特許法に違反することになる」P97

ため、留意が必要であるとしている。

「安全保障的な考えが下地にあるため、発明がなされた国を第一出願としなければ
 ならないとする国は、アメリカ以外にも多くある。なお、中国は届け出て不許可の
 通知がなければよいと緩和されている」P97

海外拠点との付き合いに関しては、技術開発はもちろん、発明に関するやりとり/
意見交換レベルでも、十分な注意が必要となる。この点は弊社も、種々の手続きで
大変苦労した経験がある。


日本へ持ち帰った技術についても、

「たとえ許可が得られて共同開発の成果を日本に持ち帰れたとしても、まだ問題は残る。
 アメリカの企業と共同開発した技術を日本から出そうとする場合にも、アメリカの
 輸出管理法の制約を受けるのである」P97

のように、その後も制約を受ける。技術開発のリーダー、責任者の方々は、海外との
やり取りに際して、十分注意していただきたい。


紙幅の都合と思われるが、本書ではアメリカの事例が中心となっている。他、諸外国に
おける共同研究や特許関連の取り決めについて、例えば以下のような資料がある。

・「知的財産権関連共同研究の留意点に関する調査」報告書(JETRO)
http://www.jetro.go.jp/world/asia/cn/ip/pdf/report_2011-05.pdf

・「国際共同研究における共同発明者・発明地の認定等に関する調査研究報告書」
(財団法人 知的財産研究所)
http://www.jpo.go.jp/shiryou/toushin/chousa/pdf/zaisanken/1906kokusaikyoudou_honpen.pdf


特に、これからますます問題になるのは、中国及びアジア諸国であろう。弊社では、
中国の大手総合知財サービス企業である「漢之光華グループ」(駐日代表:弊社 五丁)と
常に情報交換し、最新の情報を入手している。

情報が必要な方、ご相談事項等は、是非お問い合わせ下さい。


次回は「産学連携」である。これも、知的財産に関して、常にさまざまな問題が生じる
活動である。



※注1)図、ページ数等は、第1刷に基づきます。
※注2)本連載は、弊社独自の解釈に基づくものです。



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★【定期開催中】『知財塾』

弊社取締役・弁理士の 五丁(大阪工業大学 知的財産学部 客員准教授・漢之光華
グループ顧問※兼務)が、世界で活躍できる「知財のプロ」を目指す方々と、
勉強会を行っております。

・「知財塾」HP
 http://bit.ly/1a34We3

より実践/実戦的な内容とするため、事例研究も行っております。

・「知財力育成のための事例分析」
 http://bit.ly/12VMaSY


参加ご希望、詳細は、以下までお問い合わせください。
・連絡先 info@techno-producer.com


※ 漢之光華グループHP http://bit.ly/1702oti



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★「ダントツの知財力と発明力」を目指す企業知財部門の皆様へ

日々、徹底した知財活動を実践できる 技術者/知財スタッフ・リエゾン/リーダーの育成を、
弊社と共に始めませんか?

弊社の教育プログラムから、戦略的知財活動を支える、「知財のわかる」技術者が続々と誕生し、
現場で活躍しています。


「実績豊富な講師陣」と「作りこまれた教材」で、御社の知財活動の推進をサポートします!

「講師の紹介」は、こちら → http://bit.ly/1hGJJFB 
「お客様の声」は、こちら → http://bit.ly/PJyPIn


その他、各種ご相談、教育カリキュラム、教育内容、教材に関するお問い合わせも、
info@techno-producer.com まで!


また、弊社の技術者向け知財教育カリキュラムの抜粋を、コラムにしております。
知財部で人材育成をご担当の方、技術者の方、若い部下をお持ちの方に、ご一読
いただきたく。

・コラム「ビジネスと知財」 
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php



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「良きパートナーを作り、プロジェクトチームを作るなど、横の連絡を付けてやる」
西堀栄三郎~よき研究指導者の条件とは

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▼周りの方に、ご紹介ください
▼無断転載を禁じます
▼メールアドレス変更、配信停止は、mail@techno-producer.comまで
▼HP http://www.techno-producer.com/
▼バックナンバー http://bit.ly/14pZyvz
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