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TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.78

TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.78
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■■    TechnoProducer ビジネスに「効く」知財 Vol.78

    
 配信数:約5700 配信実績:2008年8月19日より隔週発行 
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■7月・8月の関連イベント
●今回のトピック~企業活動における知財マネジメントの重要性
★HP http://www.techno-producer.com/

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●「自己信頼」ラルフ・ウォルドー・エマソン

新訳がでて、読みやすくなりました。

「善良さにも、ある程度の気骨が必要である―そうでなければ、善良さは
何も産まない」

そして、

「その理由を説明していては一日が終わってしまう」

これに尽きるのではないだろうか。

「自分で定めた高い目標と、揺ぎ無き世界観」
「世間に迎合していては、何も説明できない。自分の道を行くのだ」
「偉大であることは、誤解されるということなのだ」
「自分の仕事をするのだ、そうすればもっと強くなれる」
「たとえ群衆の中にあっても、独りの時と同じ独立心を持ち、にこやかな
態度で人と接する」

19世紀の超絶主義、ホーソン、ソローと並ぶ巨人の代表作。

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本メールマガジンは、エンジニアの方々、知財担当者、教育担当者の
方々にちょっとしたお役立ち情報を届けます。
・バックナンバー http://technoproducer.blog84.fc2.com/

お申し込みは、mail@techno-producer.comまで。


また、弊社の技術者向け知財教育カリキュラムの抜粋を、コラムにして
おります。知財部で人材育成にあたられている方、技術者の方、若い部下を
お持ちの方、ぜひ、ご一読ください。

★コラム:ビジネスと知財
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php


お知り合いの方や技術者の方にご転送、ご紹介下さい!


★お知らせ
立命館・全国高校生ソフトウェア創作コンテスト「ICT Challenge+R」を通じて
全国の高校生の知的チャレンジを応援します!

詳細、お申し込みはこちら!
http://www.ict-challenger.jp/



///////7月・8月の関連イベント情報///////


★東洋大学「知的財産実践セミナー」

東洋大学 知的財産・産学連携推進センターが主催で、産学連携活動の一環として、
大学内の研究者はもとより、地域企業の経営者、マネジメント担当者、研究者、
技術者等を対象に、広く技術研究開発に役立つ知財実務知識を具体的な事例の
紹介やケーススタディを通して学んでいただくために、開催されるものです。

・日時:7月21日(木) 15:00~16:30
・場所:川越キャンパス 1103教室(1号館1階)
 http://www.toyo.ac.jp/access/kawagoe_j.html
・講師:野原 時男 氏(東洋大学 知的財産管理アドバイザー)
・主催:東洋大学 知的財産・産学連携推進センター

詳細は以下URLより。
http://www.toyo.ac.jp/event/detail_j/id/4059/


★「日本企業が米国で勝つための新しい特許戦略」セミナー(無料)開催

本セミナーでは、世界最大のグローバル法律事務所 DLA Piperの出願最高責任者の
T.Daniel Christenburry弁護士、日米の実務に精通したヘンリー幸田弁護士等が、
先願主義移行後の出願戦略と仮出願を活用した米国特許戦略についてお話しします。

・日時:7月22日(金) 13:30~17:00
・講師:米国弁護士 ヘンリー幸田 氏、T.Daniel Christenburry 氏

詳細・お申込みはこちらから
http://www.mekikicreates.com/html/provisional-20110722.html


★「日本産業再興のための戦略的な技術経営 ― 危機を乗り越え、新興国市場展開と
エマージング産業創出へ ―」

「日産における技術開発と電気自動車」、「東日本大震災からの復興と新産業創造」、
「危機を乗り越え、イノベーションを」、「日本企業のサプライチェーン・マネジメントの
現状と大震災からの教訓」、「近未来におけるスマートグリッドのインパクト」といった
講演があり、その後、パネル討論「震災復興後のパラダイム変換は可能か」が行われます。

・日時:7月23日(土)13:00~19:30
・場所: 政策研究大学院大学 1階 想海楼ホール(東京都港区六本木7-22-1)

詳しくは以下URLより。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jssprm/


★「経営者・役員のための技術流出リスク・マネジメントセミナー」
~技術情報の流出に不安はありませんか?

経済産業省の調査によると、人材流動化により、優秀な技術者や退職者が海外企業や
競合会社に転職して大切な技術が流出するケースが増えています。また、重要な技術や
図面がインターネット等を通じて流出し、他社に利用され、大きな損害が出るリスクが
あります。本セミナーは、このようなリスクを防止するための画期的な管理システムと
技術者・研究者の情報管理教育についてお話しします。

・日時:7月29日(金)15:00-17:00
・場所:東京渋谷

詳細は、以下URLより
http://site.geniusnote.com/img/PDF/seminor20110729.pdf


★「先読み」と「バリューチェーン特許戦略」で10年先まで勝つ方法
本セミナーでは、携帯端末用通信モジュールで圧倒的なシェアと高収益を誇るクアルコムの
事例を中心に、長期間にわたり高収益を確保するために必要な戦略の立て方のほか、従来の
経営学のフレームワーク(3C、5Fなど)に知財戦略を組み込み、具体的な活動に落としこむ
ための考え方を紹介する。

・日時:8月24日(水)13:30-17:00
・場所:明治記念館 東京都港区元赤坂2-2-23

詳細は、以下URLより
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_11327.html


★「知財ソリューション2011」
大阪で開催されます、知財ソリューション2011にて、弊社知財eラーニングの
新コンテンツ「技術契約コース」をセミナー形式で紹介させていただきます。

・日時:8月30日(火)13:30-16:45
・場所:大阪科学技術センター 4階 小ホール 大阪市西区靱本町1丁目8番4号

詳細は、以下URLより
http://www.techno-producer.com/docs/110830-OSAKASOLUTION.pdf



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★企業活動における知財マネジメントの重要性―クローズドとオープンの観点から
〔研究会報告〕コンピュータ産業研究会 2009 年12月9日より

これからしばらく、皆様と一緒に、赤門マネジメント・レビュー9巻6号(2010年6月)
に掲載されました題記講演録を、読み進めていきたいと思います。

全文は、以下からDLできます。
http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR9-6.html


今回は概要紹介まで、要約を以下に引用します。

『本稿では重要度が増している知的財産マネジメントを、クローズドとオープ
ンの観点から論じる。まず、キヤノンの知財マネジメントを考察し、企業活動を
「3 軸 (ビジネスモデル、知的財産権、技術進化の自由度)」で捉えることを提案す
る。次に、IBM とサムスン電子について、ビジネスモデルと知的財産の観点から考
察し、IBM の「強みをカネに変える仕組み」と、サムスン電子の「プリンタ事業へ
の新規参入」について、3 軸の観点から分析を行う。また、オープンの方向に進ん
でいる社会環境に適合したビジネスモデルの重要性についても議論する。最後に
「ストーリー性のある積分型ビジネスモデル」で成功を収めたIBM とサムスン電子
の事例を分析し、日本企業に必要な、今の環境に合うビジネスモデルについて考察
する。』

オープン・クローズに関する議論は、ほぼ出尽くした感のある論点ではありますが、
本稿では、「包括的クロスライセンスで将来の事業に備える」などキヤノン独自の思想
と思われる内容も取り上げられており、非常に参考になります。

また、取得すべき特許は「権利行使、他社との訴訟に耐える特許」「活用できる特許」
と明快に書かれており、あらためて皆様の会社における知財戦略(特許戦略)を
考える上で、示唆に富むものです。

それでは、次回からは、本稿の内容を皆様と一緒に、具体的に読み解いていきましょう。



■知的財産学習用DVDの紹介~「知的財産概論と情報検索」「現場感覚を反映した著作権」

山口大学 技術経営研究科 木村友久教授による知的財産の講義がDVDになりました。
実際の事例を交えて、楽しく学べるDVDになっています。

例えば「知的財産概論と知的財産情報検索」では、あの有名な「くるりんポイ」排水口を
取り上げ、

・関連する特許にどのようなものがあるか
・類似、競合商品とその特許
・開発の経緯はどの様になっているのか、課題はなにか

など、実際の特許を調べ、一つ一つ読み解いて行きます。中小企業での知財の活用事例
なども分かりやすくとりあげられており、中小企業の経営者、士業の方にも参考になる
でしょう。

もちろん、「知的財産とは」「特許とは」という基礎的な内容からすべて網羅されている
ため、初学者、若手技術者でも安心して学ぶことが出来ます。


また「現場感覚を反映した著作権」では、一見複雑な著作権の各内容を分かりやすく
解説した上で、GPL問題や音楽に関する事例などを、実務の観点から幅広く取り上げた、
まさに「現場感覚」で実務的な教材になっています。

詳細、お問い合わせ、お申し込みは、以下。
http://www.techno-producer.com/docs/yamaguchi_dvd_101116.pdf



」」」」」」」」」」」
「とにかく川に飛び込むこと。あっという間に水位が増して、もはや渡れなくなってしまう、
そういう時代」吉越浩一郎

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★コラム:ビジネスと知財
http://www.johokiko.co.jp/column/column_takahisa_kusuura.php
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